僕らの心臓
“ドクン、ドクン”という心臓の鼓動は、
心臓の「弁」が閉じるときの音とのこと。
僕らの心臓って1日に約10万回
鼓動しているみたいです。
例えば成人平均で1分間60〜80回(安静時)とすると
1日でおよそ10万回。それも24時間・365日休みなく、
全身に血液を送り続けているんですよね。
ちなみにその量は、
1分間 → 約5リットル
1日(60min×24hrs) →(60min×24hrs):約7.2トン
1年 → 約2600トン、
人生80年 →約20万トン
人の握りこぶしとほぼ同じくらいの心臓が
ここまでの働きをしているとはおもってもいれば
すごいことだなーって思った一日でした。
※心臓の構造としくみ
心臓は「中隔」と呼ばれる壁で左右に分かれており、
それぞれが上下ふたつの部屋でできています。左側の上の部屋が「左心房」、
下の部屋が「左心室」で、右側の上が「右心房」、下が「右心室」です。
心臓の右半分(右心房と右心室)は全身から戻ってきた「静脈血」を「肺」に送るポンプ、
左半分(左心房と左心室)は肺から受け取った「動脈血」を「全身」に送るポンプの役割を
果たしています。
心臓から送り出された血液が、全身を巡って戻ってくるまでにかかる時間は
最短で23秒前後といわれています。
心房も心室も、大部分が「心筋」という筋肉でできています。心筋は、
骨格筋と内臓筋(平滑筋)の性質を兼ね備えた、特殊な筋肉です。中でも、
全身に血液を送り出す「左心室」は特に大きなパワーが必要なため、
ほかの「部屋」と比べても飛び抜けて厚い筋肉で作られています。