フィンランドMBA;SIMカードってしってます?
フィンランドに住むようになってから
携帯でSIMカードというものを使いはじめた。
この”SIMカード”で何ができるのかというと
電話番号情報が記録されており、
カードを差し替えることでいろんなの携帯端末を簡単に
切り替えて利用できるようになる。
日本でもSIMカードのサービスはちょっと前から
開始されているが、あまり必要ないので、しっている人は少ないかも。
っていうのも、もともと日本では、
どこの会社でも使用されていなかったので
SIMカードは使われていなかったから。
ところが3Gの出現によって、各社の対応がかわってきたのだ。
SIM(UIM)カードを活用している。
ドコモのフォーマには
さらにソフトバンクも
SoftBank 3Gのサービスインにより、
UIMカードを採用している。
僕が調べた中で、
SIMカードをつかった主なサービスとしては3つある。
●
auでは「GLOBAL EXPERT」
差し替えて利用するローミング方式。
これによって、CDMA方式の「GLOBAL PASSPORT」が利用できなかった地域
(米国、中国、英国、フランス、ドイツ等)でもローミングが可能とのこと。
●
PKIによるクライアント認証
(auでは「Security Pass」、ドコモでは「FirstPass」
→より安全にインターネットや買い物が
ユーザー認証のセキュリティが高まるだけでなく、
PINコードのみの入力なので、余分な手間が
必要なくなるのが特徴。
ちなみにドコモのFirstPassを利用した場合、
ドコモショップ等での手続きは必要なし。
FOMA端末の「ユーザ証明書操作」からユーザ証明書のダウンロードで
簡単に登録できるから、かなり便利。(ちなみに無料)
ターゲットは大きく、
個人のユーザと企業ユーザのふたつに分けられると思う。
SSLクライアント認証とは、本人認証することで
企業側(サイト)から見て携帯をもっている本人(端末)からアクセスされていることを認証。
つまり、安心してケータイでお買い物ができることになるサービス。
また、企業ユーザにとってはリモートアクセスの認証。
外部からのアクセスに対して、本人確認が可能。
企業イントラネットアクセスなど需要がある。
●
FeliCaチップやクレジットカードとの連携
→”Suica”を携帯で使えたり、クレジットを使用することも可能。
これはすでにSIMをいれないで、赤外線をつかっても可能になっている模様。
ドコモだと「DCMX」というサービスでクレジットケータイのサービスをしている。
また、なくしても安心できるように
遠隔ロック(遠隔オールロック)なんで機能までついている。
携帯に、ここまでの機能を搭載している
日本の市場って、本当に独特で、かつシンプルな市場
じゃないなーっておもう今日この頃。
画像
;auが提供するauICcardの内部構造イメージ
:ドコモが提供するFirstPAssのサービスプロセス
参照;
ドコモ「DCMX」
http://www.dcmx.jp/st/about/index.html
5分で絶対に分かるPKI
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/special/02fivemin/fivemin00.html