辺境近境;一銭五厘のいのち


最近、うちのじいちゃんが

どこかの雑誌へかいた

記事をおくってきました。


彼は牧師さんなので

よく記事をかいているので、

時々送ってきてくれます。

タイトルは「一銭五厘のいのち」

文としては、400文字2枚くらいと短いですが、

そこに祖父の戦時中におこったことが

簡潔にまとめられています。


その内容は僕が

小さい頃に祖父からきかせれていたこと。



その中の一節に

編入された部隊ではじめにいわれた言葉がかいてあった。

「貴様らの命は俺が預かった。お前達一銭五厘でいくらでも補充できる。

補充できない器具に気をつけろ。」

世の中、時代時代によって

考え方があるのも事実。

そういう時代を生き残ってきた人々が語る日本を

しっかり認識して今を生きること、そしてこらからを

生き抜くヒントになるとおもう。



夏になると

NHKでよく戦争関連のドキュメンタリー特集を

やります。


僕はそれをよくチェックしてみております。


理由は、戦争という時代が

現実に日本であったことをしっかり

忘れずに意識するためです。


毎日毎日

仕事や日々の生活などで

現実以外のことなんて

あまりかんがえなくなってしまうけど、

こういった機会に日本の過去にあった事実を

再認識することは大事だとおもっているからです。



もちろん僕は戦争を知らないけど、

老人の人たちにとっては多分

それはいまとなっても昔の話でなく、リアルな世界であり

事実だからです。


老人の方々にとっては

それは決して色あせる話でなく

今も色鮮やかにくっきりと残っている記憶

だとおもっています。



そういった話から、

戦争をしらない僕も

戦争という事実がいまの世の中でもありえるんだなーって

ことを心のどこかに置いて、これから先生活することで、

生きていく視点がかわるとおもっています。





こういった人が自分のまわりにいることで

今の自分の考え方にとっても

影響をうけているんだろーなって思う今日この頃。