モータウンレーベル

Jazzを聴き始めたのは村上春樹さんの影響。
それまでまったく興味すらなかったけど、もともとポップス、
などはよくきいていた。 でもビートルズthe Whoポール・ウェラー
クレモンティーヌなどすばらしい音楽の世界を発見し、その世界につかり始めた
時にきいたのがモータウンレーベルです。

モータウンレーベルの定義をミュージックセキュリティーから
引用させてもらうと、

黒人達が始めたこのレーベルは、黒人のソウル(魂)がこもった音楽を排出し、
ブラックミュージックを世界的に広め、その一方で人種差別の壁を
うち破ってきた立て役者でもありました。

黒人差別という言葉がすでにピンとこない人もいらっしゃると思いますが、
今でこそ黒人のPVがガンガン流れるMTVでさえ、
設立当初は白人のPVしか流れていなかったのですから、
かなり最近、いや現在でも残っている問題でもあります。


最初にMTVで流れた黒人のPVは、モータウンで絶大な人気を誇った
ジャクソン5のリードボーカリスト、マイケルジャクソンのビリージーンでした。

当時は、
MTVの出資者が南部の白人ばかりだったので、黒人のPVを流すのは
もってのほかだったのですが、当時のプロデューサーがビデオを持って
MTVに殴り込んだそうで…結果的にこれが爆発的ヒットにつながった訳です。

様々なアーチストを排出してきたモータウンレーベルに影響された
ミュージシャンも多く、そこにはソウル、R&B、ゴスペル、ロック、
様々な音楽の融合も起こっていました。


現在のHIP-HOP文化でさえ、モータウンからの影響は少なからずあったりすると
思われ、そのソウル(魂)は現在も脈々と受け継がれています。

最近の音楽はあまり聴いてないから
どうなのか分からないけど、80年代とかの音楽って
なにか奥深い、アツイものを感じたから、興味をもったのでしょう。

音楽によって人生って大きく変わるとおもいます。
それは新しいモチベーションを与えてくれるのと、共感というエナジー
あるとおもっています。

だからこそ、その時間と空間の雰囲気によって
景色の色をかえたり、気分を作ることができるとおもっています。


まあ、フィンランドにきてドリカムとかを聴きながら、窓から雪が降るつづく外を
眺めているとなーんか気分がよくなるのはなんか不思議なことですよね。