W杯:厳しいマークの中でのボールキープ
(準準決勝ドイツvsアルゼンチン戦をみていて)
今回のW杯をみていて、気がつくのは
厳しいマークの中でのボールキープができている事が
当たり前なんだと言うこと。特に準準決勝であった
ドイツvsアルゼンチン戦をみていてすごく感じた。
背の小さい選手がいるアルゼンチンでも、身体の高さを
カバーするために、身体をはってボールをキープしていた。
もちろん、相手を背にしての
厳しいマークの中でのボールキープは前から当たり前の
ようにあるが、日本戦をみていると全く出来ていないことが
はっきり分かった。
例えば、日本はドイツやブラジルと戦っている時にも
身体でボールを絶対に守るという行為がヨワヨワしく
みえてしまう。 だから簡単にボールもとられてしまって
いたように感じていた。
身体がでかくなくても、いかに身体をはってボールを守るか
それは中村俊輔をみていると素晴らしいと思ってしまった。
身体の線は細いけど、美味く身体を使ってキープし、
ほとんどボールをとられないので、安心してみていられる。
今回のW杯では本当にいろいろな課題がでたので、
次になにをしなくてはならないのか、わかったと思う大会なのでしょう。