W杯旅行記:中田引退報道について


多分、日本では中田英寿の現役引退の話で

持ちきりなのでしょう。


個人的には、中田の話は旅行レポートの中でも

後のほうに書こうとおもったのですが、

中田引退報道がいきなりでたので、

やっぱ先に書こうとおもいます。

(ちょっと旬な話題なので’(笑)


日本でどのように報道しているか分からないけど、

僕のみたW杯での、中田英寿の姿をちょっと。


僕がドイツに到着したのが

日本vsクロアチア戦の後。


最初に訪れたのが、日本代表戦の練習地である

ボン(Bonn)でした。


日本がベスト16に残れる道は、

ブラジル戦で2点差で勝たないといけない

厳しい状況。


そんな中、僕が練習場に訪れたときには

日本サポータがちらほら取り囲んでいました。


特にシュート練習で、FWがシュートをはずした時など

”ばかやろー、シュートはずしてヘラヘラしてんじゃ

ねー”など激がとんでいる状況。


サポーターの方が必死なのかな?

とおもうくらいの勢いだった。

(ちなみにドイツであった日本人サポータは

浦和レッズファンが多かったきがする。。。なぜだろ)


というのは、日本代表の練習状況をみていても、

特に殺気立ったものはまったくなく、

むしろ陽気な感じにさえみえた。


そんな練習状況の中、

中田だけ練習後に残ってシュート練習を

ずっとしていたのが本当に印象的なのを

今でも覚えています。


僕は中田のファンじゃないけど、

ずっと彼の勝利への意欲はすごいと感じていました。


”W杯の全試合では、試合終了後

たってられないくらい全てを注ぐ”


といっていた言葉を

彼なりに必死に追求していたのでしょう。


実際にブラジル戦をみたときも、

中田の運動量はすさまじかったです。



僕の席は、上の方だったのでグランド全体がみえる。

だからこど彼のあがったり、さがったり

する動きがはっきりみえたのが印象的だった。


マスコミは多分、本当に一部の事実を

わかり易く伝えるのが仕事なので、詳細を

つあえることが難しいとおもう。


だからこそ実際に自分の目で

日本代表の練習をみていると

中田がなんで一年前くらいに前に厳しいコメントを

いっていたのかちょっと理解できる。


「今の雰囲気に問題がないわけではない。

フレンドリー過ぎる」


おそらく日本代表メンバー23人の誰よりも、

今大会に期するものがあったのだと思う。


だからこそ、彼なりに

なにかを一生懸命に伝えたかったのだけど、

今回のW杯ではうまく機能しなかった。


個人的には、

今回の日本代表メンバーに若い世代をもう少し混ぜた

W杯があったらもうちょっと違ったのかもなー

といまさらながら想像する日々っす。