フィンランドMBA;YouTubeは成功するのか?

shuuppa2006-08-28



今、僕の中での話題はYouTube

立ち上げてからまだ18ヶ月しかたってないのに

とんでもない成長を遂げている。

ユーザが一日にYouTube上のビデオを見る回数は7,000万回。
アップされる映像の数は、一日に60,000。ユーザ数は2,000万人以上。とんでもない数。


でもこのネットの世界は競争が激しい。

YouTubeが戦うウェブのビデオサービスは

すでに173個ものサービスがあるとのこと。


ただ面白いことに

グーグルへの投資で莫大な利益を上げた

シリコンバレーの二つのベンチャーキャピタル

クライナー・パーキンス(Kleiner Perkins Caufield & Byers)

セコイア(Sequoia Capital)


がこのビジネスにすっごく関心をもっているみたい。


ちなみにセコイアはすでに

YouTubeに莫大なお金を投資中とのこと。


つまり大物VCが大枚はたくくらいの

"潜在的”な戦略があるのだろう。

でもはっきりしていない。


明確なYouTUbeの問題は3つ。

どうやって設けるのか。莫大な通信維持費。

そしてコンテンツの著作権問題。


すでに、YouTubeはバンド幅コストに

月に1億円程度かかっているとのこと。


バンド幅とハードウェアだけで

今後莫大な出費が確実なのだ。


もうひとつは、著作権問題。

これはナップスターKazaaなどのファイル交換サービス、

iTuneなどから企業が

なにを学んだか試される場でもある。


この問題はYouTube

どうやって利益をだしていくのかに大きくかかわってくる。


広告ビジネスで設けていくにも、法的な問題があれば

誰もYouTubeに広告なんてださない。そうすっと儲からない。



もし、大きなメディア(NBC、FOXなど)と

アライアンスを結び、新しい情報インフラとして

活躍する事になったのなら

まったく状況は代わりビックビジネスの可能性がみえてくる。


まさに天と地。


こうやってネットビジネスをみていると

とてつもない大きな流れが今おきていることを感じ

エキサイトしてしまう今日この頃。

参考サイト;
My Life Between Silicon Valley and Japan
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

サンノゼ・マーキュリー紙(5/31)
「The new must-see on your PC: YouTube VIDEO-SHARING SHIFTING ENTERTAINMENT OPTIONS」
http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/business/14697348.htm

Wall Street Journal
「With NBC Pact, YouTube Site Tries to Build a Lasting Business」
http://online.wsj.com/article/SB115137083424491406.html