フィンランドMBA;日本って成長しているの?

年末になっていろいろなセールなんかがあるなっておもって、

最近の日本の消費者動向がちょいきになったので調べてみた。


ちょっと古い内容だけど日本の7-9月GDP が発表した内容を確認。


日本経済の成長率はある程度あるんだけど個人の消費がへってきているとのこと。


GDP、7期連続でプラス 個人消費はマイナスに転落
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/K2006111400920.html

 内閣府が14日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)速報によると、

物価の変動を除いた実質GDP(季節調整済み)は、前期比0.5%増(年率換算2.0%増)と

7四半期連続のプラス成長となった。輸出の大幅増を支えに伸び率は4〜6月期より0.1ポイント改善。

ただ、個人消費は前期比マイナスに転じ、民間企業の設備投資も2期連続で伸び率が縮小。

国内需要が景気を引っ張る回復基調は影を潜め、景気拡大が企業から家計に移るとする政府のシナリオは不透明になった。


お金を節約するのって僕にとってはあたりまえだけど、節約している人がいっぱいいて、海外への輸出や在庫投資で

GDPの成長力を維持しているみたい。


簡単にイメージすると、いっぱい日本でいいのもをつくって

いいものを作るためにいい設備を導入して、そのいいものを海外に販売している。


つまり、日本がいっぱい輸出をしている

米国や中国の経済が停滞したり、個人消費が下がり

あまり輸入をしなくなったら、日本のGDPも下がるらしい。


日本の成長力をはかっているGDPも計算方法は、

Y=C+G+I+Ex-Im

(Y:国民総生産、C:消費、G;政府がつかったお金I:投資, Im:輸入、Ex:輸出)


もし日本企業による設備投資減速も予測すると

日本の成長力が減速するのは1年くらい先みたい。


つまり、日本の成長力は国内の消費おというよりも

海外(中国、米国)にかなり頼っている。


でも、無理してモノやサービスをかうのは消費者行動としててちょっとおかしい。


僕自身、あんまお金をつかわないので

お金を節約するのって当たり前だよっておもってしまう。


でもすっごく長期的に考えると

金利、デフレ気味、海外依存って

たしかに日本の成長力は不安定。


無理やりモノをいっぱい消費して、GDPを押し上げて、成長したっていうのはどうもおかしい。

やっぱり欲しいモノ、必要なモノだけかいたい。


そうしたらどうしたらいいのか??

どうしたらそんな状態でも経済成長をし続けることができるのか??


成長なんかしなくてもいいっていう人もいるし、成長なければ、僕達の生活レベルは
保てないっていう意見もある。

それを日銀の人々とか政府、国民がいろいろ討論しているのでしょう。


消費があがるだろーなと予測できるのは

(1)給料のUP

(2)正規雇用拡大=雇用者所得の回復

(3)日銀による「実質」マイナス・ゼロ金利政策長期化

(4)株価、土地の価格などの資産価格UP

(5)あたらしい起業によるイノベーション

(6)いいもの、かいたいとおもうサービス・製品UP

(7)消費税の引き上げ=インフレ期待


給料があがれば、モノをかいたくなる。正社員になれば、給料も安定するので、

欲しいもなどの買い物が増える。金利があがらないから、他の資産への投資。

新しいビジネスがでてくることによって、新しいサービスや商品がふえる。

さらに今の日本経済に大事なのは購入したいorこれは必要だ、とおもうサービス・商品もふえること。

消費税をはらうことによって、お金のめぐりがよくなる。


こうやってみてみると日銀の金利政策が、いかに経済成長に

影響をあたえるのかってすこしわかってくる。

「実質」マイナス・ゼロ金利政策を維持のか、

また政策金利調整がいつ動くのか、世界で注目されている。


僕は、新しいサービス・商品がでてくることが大事だとおもっている。

こんだけモノがたくさんあると、どうしても”新しい価値”みたいな

ものしかほしくないから。


すでにもっているものはあまり欲しいとおおもわない。

そうすると”価値”がついているモノ・サービスに目が向く。


ブランド品も同じ考え。おなじバックでもなんらかの

”あたらしい/他と違った価値”がついていれば、多少値段がたかくても

自分が満足できる値段であれば買うと思うから。


新しいモノ・サービスがこれからの日本のポイントですね。