フィンランドMBA:北欧の証券取引所を見学
運営(OMX)に見学をしにいったことがある。
「えっこんなとこにあるの?」
って感じでかなりコジンマリしていた。
いろいろなプレゼンを北欧の証券取引所の方々が
企画してくれ、大変有意義なものだった。
その中のひとつとして、
「今後の、成長プラン」が大変興味深かったことを覚えている。
中味については、まず欧州内でのプレゼンスをどうあげるか。
そして欧州にとどまらず、海外にも積極的に展開してきたいとのこと。
OMXとは過去3年間に7つの証取が合併した北欧地域最大の
証取した北欧の証券取引所。
2003年にスウェーデンのOM ABがフィンランドのHEX plcを
吸収合併することで誕生。
証券取引所へと発展してきている。(byWiki)
そのOMXにいろいろ変化がおきている。
その2つのニュースが
米ナスダック・ストック・マーケットと合併について合意。
内容としては
US stock market operator Nasdaq is offering to buy its Swedish counterpart OMX in a $3.7bn (£1.8bn) deal.
The offer comes after Nasdaq was rebuffed in its attempts to buy the London Stock Exchange, failing with a $5.3bn bid earlier this year.
合併取引は、OMXを37億ドルとして評価するナスダックから
買収提案の形でなされる予定。
米ナスダックは、ロンドン証券取引所(LSE)保有株式31%を
売却。つまりロンドン証券取引所の買収をあきらめ、
The New York Stock Exchange merged with Euronext, the operator of stock markets in Paris, Brussels and Lisbon, in a $14.3bn deal.
ナスダック証券取引所のRobert Greifeldの
コメントが印象的。
The future of exchanges is about technology, flexibility and scale
これ、グーグルにもあてはまるとおもった。
最高の技術・エンジニアをもつグーグルが、
ユーザの要望にあわせた柔軟なサービスを提供することで
スケールを拡大している。
もちろん、他の企業にもあてはまるとおもうけど、
日本の企業だとどこになるのだろう。
ソニーも最近は技術って感じもしない。
そして原油だかなどでガソリン高の中高まる顧客の
要望に柔軟にこたえ、海外での販売を拡張しているといえるのかも。
日本の証券取引所はどうなんだろうか。
アジアでプレゼンスをもてることをしているのかというと
なんかそんな感じもしない。
問題は、言語だけのようなきもしない。
現状グローバル化に対して、様々な政策を実施して
いるようにみえる。
すでに、NYSEはEuronextと合併し、これからも
市場をひろげていく姿勢をみせている。
つまり、さらにお金のグローバル化がすすんできていること
になる。国境なきビジネスが促進されている。
こういったグローバルなおかね、ビジネス、人、
アイデアの動きこそ重要だし、面白いし、世の中の動きをみていくのに
大事だとおもった今日この頃。