フィンランドMBA:国とり合戦、NYSE vs Nasdaq

前回からとりあげている、OMX(北欧地域最大の証券取引所)から

もうちょっと視点をあげてみようかとおもう。


というのは、なぜOMXなどの証券取引所

合併の対象になってきたかと紐とくと、

欧州における”NYSE vs Nasdaq”の

国とり合戦:Euronext の争奪戦 からだとおもう。


まず、Euronext とは。

Euronext N.V. is a pan-European stock exchange based in Paris[1] and with subsidiaries in Belgium, France, Netherlands, Portugal and the

United Kingdom. In addition to equities and derivatives markets, the Euronext group provides clearing and information services. As of January

31, 2006 markets run by Euronext had a market capitalization of USD$2.9 trillion, making it the 5th largest exchange on the planet.

Euronext merged with NYSE Group to form NYSE Euronext, the first global stock exchange.

by Wikipedia


欧州で、かなり大きな証券所;Euronext は

パリ(フランス)、アムステルダム(オランダ)、

ブリュッセル(ベルギー)、リスボンポルトガル)に

ある証券取引所の総称。


この争奪戦が、2006年に行われた。

結果は、NYSEニューヨーク証券取引所を運営する

NYSEグループ)が勝ち取り、欧州にまで拡大することに成功する。


そこで、NasdaqOMXにめをつけ、買収提案をしてきた模様。


ただ、そこにお金がかなりあるドバイ証券取引所

でてきてOMXの買収提案をしている。


欧州、中東、米 における証券取引所の国とり合戦が

はじまったばかり。


アジアの証券取引所はどうなったのだろう。


株式があがった、さがったとかでなく、

お金がグローバルでうごけるインフラでもある

証券取引所がしっかりグローバルと連携をとれていなければ

はいってくる量も、でていく量も”すくなく”なってしまうのでは?


つまり流動性が少ないので、取引量も減る可能性があるのかなってこと。


例えば、

飛行機の路線と一緒で便数の多い地域には、多くの人々がおとずれるけど、

便数の少ない地域には少数の人々しかはいれない。


入と出の量がインフラ(路線、証券取引所がグローバル化

しているかどうか)によってかわってしまう。


ニュースをしっかりウォッチしていきたと思う今日この頃。