フィンランドMBA;ついにNTTドコモが新料金プラン発表
やっとドコモも新料金プラン発表した。
<NTTドコモ>新料金プラン発表“安い基本料金”を主流に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000148-mai-bus_all
最近は、ドコモは常にauの様子をうかがってから
ビジネスプランをだしているように感じる。
いまや、どっちが業界No1だかわからない。
すっごく前の話なのだけど、
IDOとKDDが合併して「KDDI」という会社になったとき、
そのCMのイメージキャラクターとして豊川悦司、永瀬正敏、浅野忠信が
でていた。
そのときのCMの中身で2つ面白い話を思い出した。
?警察編
「止まらないと撃つぞ、って言ってくれないかな」
「止まらないと撃つぞ、って言ったら止まってくれるかな」
お互いの意思の疎通を欠きながら、ひたすら走りつづける強盗と警官。「伝わってる?」がテーマ。
?先導バイク編
マラソンの先導バイクに乗る永瀬正敏。
2位好きの彼は、トップランナーの妨害をしたりして。「だってその方が面白いじゃん」
どちらの業界2位という立場において
どういったメッセージを顧客になげるかというポジションから
考えられたものだけど、もうすでにアイデア、ブジネスプラン&戦略は
NTTドコモをぬいているとおもう。ただマーケットシェアで負けているにすぎない。
ちなみに
NTTドコモは9月中間連結決算を発表し
最終利益20.4%減 となっている。
売上高が前年同期比2.4%減の2兆3251億円
営業利益が同21%減の4084億円
最終(当期)利益も同20.4%減の2465億円と減収減益毎日新聞 2007年10月26
要因としては、
番号継続制の導入
→競争激化で広告宣伝費用
→ところが、携帯契約の純増数現象
→auに巻き込まれたカタチで初めた基本料半額プラン=割引制度の導入
→さらなる携帯電話収入の減少
携帯は生活の一部なので、
使い方によっては僕らの生活を大きく左右してしまう
くらいパワーをもっているとおもう。
キャリアの経営層がどこまでそのことを
真剣に認識し、サービス提供できる人材&アイデアを積極的にとりいれなければ
ドコモも崩れるだろーなーっておもった今日この頃。