辺境近境;冬眠と忍耐

冬眠って不思議だよなーって

最近あらためて感じた。


それはテレビをみていたら

ヒグマの生き方をやっていたから。


4ヶ月もの間、穴の中で

寝てすごすってつらいような感じもするし

お腹すいても我慢する忍耐力などすさまじい精神的な

世界を想像してしてしまう。


ちなみに、カムチャッカ半島にいるヒグマは300kgくらい。

知床にいるヒグマは200kgくらい。


その差は生きている環境の違いとのこと。


カムチャッカには火山があるのであったかく、

サケやマスは5月ー12月までワンサカ川をのぼってくるので

餌が豊富とのこと。



もちろん知床も食料はたくさんあるのだけど

火山はないので、寒く、冬眠の時期もカムチャッカに比べて

長くなってしまう分、大きさも少しカムチャッカに比べて

小さくなってしまうとのこと。



また火山があることによって

火山灰にあいっているリンによって

植物性プランクトンは繁殖し、動物性プランクトンも繁殖し

それを餌にしているサケやマスも増えて、ヒグマの食料も豊富になり

ヒグマの大きさも年々大きくなっているそうだ。


こうやってみていると

世界の中の連鎖って、自分が働いている間も、自分がフットサルをしている間も

自分が食事をしている間も、自分のしらないとこで

しっかりと確実にサイクルしているんだなーっておもった今日この頃。



参考==

火山が兄弟クマを育てる

http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program058.html