フィンランドMBA+:中東の格安航空チケット そのに
昨日のつづき
エア・アラビア
エア・アラビアの就航状況をみてみたら、
現在、中東・アフリカ・アジア地域を中心に、
42都市に就航中。
アジアといっても興味深い都市がたくさん記載されている。
カザフスタン、アフガン、カトマンズ等。今後成長が見込まれている
発展途上国が盛りだくさん。
Our destination list includes:
* Ahmedabad (India)
* Aleppo (Syria)
* Alexandria (Egypt)
* Almaty (Kazakhstan)
* Amman (Jordan)
* Assiut (Egypt)
* Astana (Kazakhstan) Suspended temporarily
* Bahrain (Bahrain)
* Bangalore (India)
* Beirut (Lebanon)
* Calicut (India)
* Chennai (India)
* Chittagong (Bangladesh)
* Coimbatore (India)
* Colombo (Sri Lanka)
* Damascus (Syria)
* Dammam (Saudi Arabia)
* Delhi (India)
* Dhaka (Bangladesh)
* Doha (Qatar)
* Istanbul (Turkey)
* Jaipur (India)
* Jeddah (Saudi Arabia)
* Kabul (Afghanistan) Suspended temporarily
* Karachi (Pakistan)
* Kathmandu (Nepal)
* Khartoum (Sudan)
* Kochi (India)
* Kuwait (Kuwait)
* Latakia (Syria)
* Luxor (Egypt)
* Mumbai (India)
* Nagpur (India)
* Peshawar (Pakistan)
* Muscat (Oman)
* Riyadh (Saudi Arabia)
* Sana’a (Yemen)
* Sharjah (U.A.E)
* Shiraz (Iran)
* Tehran (Iran)
* Thiruvananthapuram (India)
* Yerevan (Armenia)
さらに面白いのは、
今後エア・アラビアは、UAEのシャルジャ空港に加えて2つのハブ空港を追加。
もうひとつは、アジアのネパールという国の「カトマンドゥ空港」。
通常、格安航空会社(LCC:Low-Cost Carrier)は
ハブ空港をつくるのを避けます。理由は飛行機のターンオーバ率をあげるため。
タクシーのように、着いたらすぐお客をのっけて、必要な空港に飛ぶことで
回転率をあげていたから。
エア・アラビアは今後、
格安航空会社(LCC:Low-Cost Carrier)として
世界を網羅する空港会社を目指しているらしい。
たしかに、石油で儲けた利益&7億ドルのIPO(2007年3月)で
株式の55%をドバイ証券取引所に上場した資金で
設備投資を行うことで、実現は可能だろう。
(残りの45%の株式は、シャルジャ首長国政府が保有している半官半民企業)
世界にハブ空港をおき、
世界を網羅できるLCCがアジアに与える
影響は大きい。
エア・アラビアはインドに注目して
路線を拡大している。まだ中国にはきていない。
日本の航空会社は中国での路線拡大に
必死になっている。
すでにマレーシアをヘッドクオーターとする
エアーアジアは中国を抜かしたアジア地域を完全に
網羅させた格安航空会社(LCC:Low-Cost Carrier)として
活躍している。
日本のANAなどが
この末期的状況からどうアジア地域で
利益を拡大させていくのかは、サービス品質、安全性、ブランド力
しかないのかなとおもう今日この頃。