フィンランドMBA+;日本ってスタグフレーションじゃ?


その昔、高校かどっかで経済の勉強をしていたときに

スタグフレーションというコトバに初めてたった。


このコトバはなぜか覚えやすく、

暗記をすることなく勝手に脳みそに記憶された感じなので

今でもおぼえています。


スタグフレーションとは?(by Wiki)

stagnation(停滞)、inflation(インフレーション)の合成語で、

経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が共存する状態を指す。

日本をみていると

現在、リセッション状態(景気後退局面)。

不景気とインフレが併存している状態。


つまり

スタグフレーション

だとおもう。


けど新聞やマスコミにあまりこのコトバはでてこない。

まだ不景気というコトバもださないのがきになるところ。


まだ不景気ではないと

指摘されるかもしれないけど

今回の各社の決算で様子がみえてくるでしょう。



そのほかには、オイル価格の上昇にともない、

材料費などの価格上昇で、いろいろなものが値上げをしはじめて

インフレ懸念が浸透中。


インフレであれば、給与もあげればいいのだけど

逆に下げられている場合や、都心と地方の給与差が

さらに広がっている模様なので、より地方への影響が大きいとおもわれる。


さらに消費税もあげようとしているので、

さらに家計への影響は広がる模様。



インフレのおこっているのであれば、

通常、円金利の引き上げの可能性は高い。


でも円金利は簡単にはあげないでしょう。

というのも米国に歩調をあわせるからあげたくても上げられない。


米国はサブプライム・ローン問題が引き起こした金融不安が、

いまだにのこっているから、逆にドル金利を下げ続けている。

インフレ懸念もあるのだけど上げられない状態だから。


日本は海外需要で利益をあげているのだからこそ、

この機会に米国よりアドバンテージがあるのだから

もっと積極的に行動すればいいのにとおもう今日この頃。