フィンランドMBA+:電子マネーの近況

電子マネーの近況がのっていた。

○最も利用されている電子マネー

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080821/313190/?SS=imgview&FD=-87693586&ST=research


個人的に”へー”っておもったのは

1.Edyの普及率

2.nanakoが3位

1.については、電車を使っている方々は

かなりの確率で「Suica」をもっている。それか

PASMO」をもっている。


そう考えると、「Suica」が一位なのかなとおもっていたが

同様にEdyもかなりの支持をえられている。


Edy」はビットワレットが提供。ソニー系列です。

JR東日本などが首都圏で展開する「Suica」もビットワレット

同じ技術をつかっているので基本同じ仕組みです。ただJR東日本がオーナーです。

ちなみにファミニーマートが「Suica」を導入。am/pmEdyです

Suica」と「PASMO」の発行枚数は3535万枚。

Suica」が2562万枚で、「PASMO」が973万枚も発行されている。


僕は「Suica」とクレジットがあれば

ほとんで用事がたりるのであええてEdyはもっていないけど、

コンビニエンスストアとしては、am/pmなどにも導入されており

”シャリーン”となるEdyの普及率は拡大しているのは事実。


いまでも良く覚えているのですが、

ぼくは品川近辺に勤務していたことがあって、

そのときにソニービルの中にあるam/pm

Edyの端末が日本で始めて試験的に導入されて

おー!っておもったことがありました。いまでは

全国におかれているのかとおもうと、時代の変化を感じます。



ただ2.はちょっときになる。

nanakoが使えるのはセブン&アイ・ホールディングス系のみだから。

つまりセブン-イレブン全店(約11,000店舗)、イトーヨーカドーデニーズでしか

つかえない場合が多い。(他にも普及しているとおもいますが)



ただセブン-イレブン・ジャパンの戦略は業務効率化もかかがえている。

セブン-イレブン・ジャパンの店舗では、

1人の顧客に金銭の受け渡しを行なう時間は約10秒。

電子マネー導入(2007年初旬)以降、電子マネーカードが普及すれば、

金銭の受け渡しが1〜2秒で完結することで、レジ精算時のスピードが早まり、

業務効率化となる。

さらに、

電子マネーに加えてPOSレジスターの開発

ポイントサービスの提供

安心される個人情報管理

セブン銀行では電子マネーのチャージ端末となる新型ATMを開発


など電子マネーによる業務拡大を目指している。



それにしても

すでに576万枚も発行されているのかとおもうと

セブン&アイ・ホールディングス系の経済的な影響力が多大だ。


電子マネーは架空のお金。

つまりお金はそこにないけど、データは管理されていて

数字だけお店と銀行の間でいきかっている仕組み。


そうかんがえると、信頼だけでなりたっているシステムといえる。

システムに不具合がおきて、

1000円でかったものが、0が一個おおくつけられてしまって

10000円になってもおかしくない世界。もちろんシステム上

非常に厳しい基準があり、問題ないように稼動しているとおもいますが

そういうことだとおもっています。


うーん、

お金は信頼されなくなったら

誰もつかわなくなってしまう紙一重のものだなーって

あらためておもった今日この頃。


==

参照;

SuicaPASMO電子マネーの月間利用件数が3000万件を突破

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080806/1017416/


東日本旅客鉄道
http://www.jreast.co.jp/


パスモのWebサイト
http://www.pasmo.co.jp/