フィンランドMBA+:コンビニ業界再編


普通に生活をしていて

いっつもいってしまうコンビニ。


このコンビニの世界も世の中の動きに合わせて

あわただしく動きをみせている。


というのも、

コンビには商社とのつながりがとても強い。

よって、大手商社の動向によって、販売地域、

販売しているもの、店舗の雰囲気なども違ってくる。


最近では、伊藤忠とユニーが業務提携を行い、

「ファミマ、サークルK、サンクス」が

どう位置づけされてくるのかが面白くなってきています。


さて商社とコンビにの位置づけについて

は以下の通り。



伊藤忠=ファミマ(約30%出資)

三菱商事=ローソン(約30%出資)
    =イオンはショッピングセンターの開発とかで提携

イオン=ミニストップ(約40%出資)

丸紅=ローソン((約6%出資)

三井物産セブン&アイ(約1.8%出資)

ユニー=サンクス&サークルK(約47.3%出資)


伊藤忠はファミマ。

三菱商事はローソンの筆頭株主


よって、コンビニの扱い方によって

商社における利益にも大きな影響を与えています。


特にコンビにの大きな収入源となるのは

「中食商品」とよばれる、おにぎりとか弁当です。


セブンイレブンのお弁当の評判は特に高い。

さらに最近ではパスタやデザートにも力をいれてきている。


それに対抗しているローソンは、おにぎりの「質」が高い。

さらにローソンは、低価格店舗、自然食店舗、女性向け店舗など

様々な状況、地域にあわせた店舗展開を行ってきている。



コンビニ大手は、

ロイヤリティー収入がメインの利益となる。

具体的には加盟店の売上総利益の3割ー6割くらいを

受け取っているから。


となると加盟店売り上げ増加率がそのまま

収益増につながってくる。


今後、各商社における

「中食商品」及び「いかに売上を増加させるか戦略」が

でてくるのか楽しみです。