辺境近境:パキスタンとアフガニスタンにおけるタリバンについて

最近、CNNでは

パキスタンの選挙もあるからか

ニュースが多くなってきた。


Survivors recount narrow escape from deadly Peshawar market bombing

http://edition.cnn.com/2009/WORLD/asiapcf/10/28/pakistan.blast/index.html


U.S. set to pay Taliban members to switch sides

http://edition.cnn.com/2009/POLITICS/10/28/afghanistan.taliban.pay/index.html



ISLAMABAD, Pakistan (CNN) -- A massive car bomb tore through the heart of a bustling marketplace in Peshawar, Pakistan, Wednesday, killing at least 100 people -- including many women and children -- and injuring at least 200 others, officials said.


A massive car bombとは

ちょっとどういったものか想像できなかったが、

記事をみてトンデモナイ爆弾なのがわかった。

車に150kgもののでて、今回の爆破では

市場で爆発し、辺りの建物、買い物客などを

爆発の影響を受けた模様です。


A vehicle packed with 150 kilograms (330 pounds) of explosives detonated at the Meena Bazaar, a labyrinth of shops popular with women. The impact destroyed buildings, burying people underneath the rubble, and sparked massive fires in the shops, mosques, and homes.

この爆弾によって少なくても100人程度が死亡。

怪我人は200名以上とのこと。



The remote-controlled detonation killed at least 100 people and injured as many as 200 others, hospital and government officials said. The deaths include 68 males and 32 females, including 10 children, the head of the main hospital in Peshawar said.

もしこれが日本のどっかの地域でおこったら

マスコミあげて大惨事だけど、パキスタンなので

まあ、日本におけるニュースのプライオリティーからいって

そういうことは別に取り上げない判断をしています。


価値観とは、場所やタイミングによって

価値がかわってしまうものの典型的な例でしょう。



日本がこれからアジア共同体でリーダーシップとして

活躍してくなら、もっとアジアのニュースを機敏にとらえ

分析し、対応していく必要がある。でもマスコミには

そんな感じが感じられないからこそ、各個人がネットなどを

駆使して、生活に役立たせていく必要があるのでしょう。



さてさて本題からずれたので戻します。



そもそも

パキスタンとアフフガンにぽけるタリバンの活動なんて

日本のニュースであまり報道しないので

興味がない方々も多いとおもいます。



個人的にはパキスタンやらインドにも

いったことがあるからか、とっても興味深い内容です。


というのも、パキスタンフンザにいった時、

会ったった人のほどんどがパキスタンにおける

現状を非難し、政府や軍に対して改善を求めていたから。


もちろんフンザは観光業である

登山にくる人々がおといしていくお金によって

収入が左右されるため、より多くの人々にきてもらうことで

自分達の収入もあがる。


だが、世界からすると

現状のパキスタンはなんか危なっかしい国という

イメージがついています。というのもタリバンと米国の紛争により

平和な国というイメージがないからです。


つまり2001年11月以降、

フンザにおける観光業は停滞状態のまま

現状にいたっているみたいです。


パキスタンで特にタリバンの活動が多いのは

アフガニスタンとの国境に面しているペシャワール側です。



自分が個人旅行をしているときにも

ペシャワール側」にはいかない方がいい」

何度も忠告を受けました。



ただパキスタンも広いので、

地域によって宗教色も千差万別で

パキスタン北部にあるフンザ地方などは

比較的にもイスラム教色が薄く、女性の方々も

マスクをしてないし、スズキ(乗り合いタクシー)にも

一緒にのります。

イスラマバード付近では、

男性はほぼ全員、白いイスラム教の服をきて

女性も宗教で定められた洋服をきている感じがありました。


ペシャワールには訪れていないので

どういった雰囲気はわかりませんが


女性も男性黒い衣装をきて、女性はマスクをしている場合が

多いとのことなので、また違った雰囲気があるとおもいます。


つまり

パキスタン全土が危険な状況でなく

一部が危険であり、危険じゃない地域もあるのです。

ただ軍事政権っぽい部分もあるので、危険なイメージが

ぬぐえないのは事実でしょう。



でも、フンザ雄大な山々に囲まれた

本当に綺麗な町でした。


もともと日本人の環境客がおおかった地域でもあるので

日本語の看板もあるのですが、現在はなんとなく

すたれておりました。


できれば今後も

アフガニスタンパキスタンにおける

タリバンと紛争状態にある米国の対応状況などを

分析していきたいと思います。