フィンランドMBA+:日本はアリ地獄はまり中 「5D」


ちょっと前まで日本の経済状況を
表現する際に世界各国で
つかわれていたのが「5D」という言葉。

「5D」とは


これらの「5D」が日本の出口の見えない経済不況を引き起こしているといわれています。


企業の業績が良くないため、

民間の消費は低く、企業は利益がだせないため雇用は悪化。

そのため貯蓄率も下がり、

さらに消費も下がるため、倒産する企業が増えてくる。


となると企業のエンジンとなる「株式」価格が下落し


株式時価総額が下落。さらに売り上げ下落のため

利益率も下落するから自己資本比率も悪化。

そのため資金がつきてしまい、事業再生ADRなどの私的整理も増加傾向中。

金銭的な支援をうけたい企業はたくさんあるが、

銀行は財政状況が不透明な企業には貸し渋る。なぜなら銀行も

民間企業であり、利益を追求しているから、倒産しそうな

企業には貸し渋るから。



この日本の状況を改善するために、

期待されていた民主党の政策も先行き不透明。

新しい政策を実行する為に、既存の資金でなく、

未来の資源を調達するために「国債」を発行し

とりあえず子供手当の財源を確保。その国債

ほとんどを購入しているのは銀行。で銀行にお金を預けているのが

僕ら国民。でも借金を背負っているのも僕ら国民。



政治的要因及び経済の改善がみられない中で

円高ドル安なのは、米国における財政状態や

リーマンショック後の金融政策により米ドル不安及び金利状態の影響もあり

とりあえず円を購入していることで円高ドル安。



そのため、さらに海外マーケットからの利益が

主になっているグローバル企業の財政状況が悪化。



そのため、デフレーションが全くとまらない状況。



簡単にまとめると

こんな感じなのでしょうか。