フィンランドMBA+:ちょっと気になる最近のケータイ動向

フィンランドMBA+:ちょっと気になる最近のケータイ動向


日本のケータイモデルの夏モデルが出揃った。

最近のケータイの特徴としては


「防水」

WiFi機能」

「タッチパネル」


という感じだろうか。

ワンセグ対応、カメラの画素数も良くなってきているが

そこまで製品の差別化って感じもしない。



で、ちょっときになったのは、


WiFi機能」の部分。


つまりネットにつながれますよという事だけど、

そもそもケータイでネットにアクセスできるのに

さらに「WiFi機能」をつけて、ネットをみれる。


日本のケータイ業界のネットアクセスは

世界でも稀に見る環境の良さがあるのにもかかわらず

さらに「WiFi機能」をつけている。



ってことは、

ケータイの料金プランとしては、

パケット放題にして、さらにモバイルでも

ネットにアクセスできるように

モバイルサービスにも加入できるようにしていく

というのが目指しているビジネスモデルなのでしょうか。





携帯電話を保有し、「WiFi機能」をつけて

ネットにアクセスできるようにする。

さらに自宅にPC(プロバイダー契約)もして、

という環境をつくるとなると

相当なランニングコストがかかる。



携帯のパケット放題で6千円くらい。

モバイル環境へのアクセス(上限で)ができるようにして6千円くらい。

さらに家で光回線でネットにアクセスするようにすると

さらに4千円くらい。(マンションタイプ)

となると、月額1万6千円くらい。

さらに携帯電話で通話料金やらを入れると2万円くらいだとしたら、

年間24万円。10年で240万円。プリウス一台かえる金額が

泡のように消えていく感じです。





かなり前から指摘していたけど、

日本の啓電話料金は半端なく高かったです。



それが最近になって、

基本料金は800円くらい(メール機能をつけるとプラス315円)

そんだけのランニングコストで携帯電話は使える環境に

やーーーっとなってきた。



新規で契約すれば、0円携帯もたくさんある。



さらに家族と同じキャリアであれば

通話料金はほぼかからない。(家族割りなどのサービスに入れば)



とすれば、年間一万円ちょいで

携帯がもてる環境がやっと整備されてきた。

これであれば10年もっても10万円。

さらに携帯電話はもっともっと安くなる。

となると現在価値として一番低いコストを

とった方々が得する構造になっている。





ただその方向とは逆に、

携帯、モバイルPC、そしてiPhoneIPadの人気の影響による

WiFi機能により、ほとんどの方々の

通信機器へのランニングコストは上昇傾向にある。




ぼくは、ここに大きなターニングポイントがあると 感じています。

WiFi機能」でスカイプなどのネット電話を活用し、

家のネットとモバイル環境におけるネット使用量の統合によって

より低料金でネットにアクセスできる環境こそ

自分が求めるインフラだと思っているからです



さらによくをいえば、

都市におけるネット環境の整備でなく、

地方におけるネット環境の整備及びWiFi環境、光ネット環境を

整える事で、日本国内における経済環境を

ドラスティックにかえていけるものと信じているからです。



またこの詳細はいずれですね(笑)