フィンランドMBA+:がんばれ!エア・ドゥ
最近の日本の航空業界をみていると
さっぱりいい話はみえてこない。。
-JALの官僚的な仕組みとどろまみれな体制。
-地方空港のずさんな運営。
などなど。
こんな話をきいていてもちっとも
飛行機好きの僕にとっては面白くない。
一方、海外の飛行機業界をみていると
-ルフトハンザが6月より、エアバスA380が日本に就航
(成田−フランクフルト間)
http://a380.lufthansa.com/TAKEPART/#/DE/JP/HOME
など、飛行機もより便利になってくるし、
快適になってくるし、エコになってきている。
(エコっていっても、ただただエンジンの性能があがるので
燃料費が下がるという意味ですけどね。)
さて、北海道生まれの僕として、
エア・ドゥ(北海道国際航空株式会社)の行方がきになるところ。
最近、決算発表がされていた。
平成21年度の決算について
http://www.airdo.jp/company/press/pdf/2010/596_100531.pdf
ポイントは以下の通り。
ー旅客数は1,568 千人(前年同期比2.5%増)
ー営業収入については、34,962百万円(前年同期比8.8%増)
ー営業利益は443百万円(前年同期比34.8%減)
ー経常利益は512百万円(前年同期比 28.7%減)
ー当期純利益は税金負担があったものの法人税等調整額353百万円を計上し595百万円 (前年同期比77.8%増)
ー厳しい環境だけど、「札幌- 新潟」「札幌-福島」「札幌-富山」「札幌- 小松」線など積極的に就航路線の拡大。
ー経営トップによる全基地へ の安全巡回や現場社員とのダイレクト・トークを実施
そこそこの成績みたいでよかったよかった。
ただこれからの中期的な戦略が今後5年の収益に
大きな影響がでてくるとおもう。
羽田は海外便が増便するのは確実。
であれば、そっから大久野海外旅行者をもってくるのかが
大きな鍵だとおもう。だって、移動費をかんがえたら
新幹線とかつかうよりエア・ドゥつかって、北海道
きてもらった方がいいし、なんといっても
道東を巡るなら圧倒的に有利なのはエア・ドゥ。
日本政府には何もしなくていい。
地方の経済が海外でも活躍できるような
税制、行政、サポートを
小さな政府で、ほそぼそと堂々ろやっていただければ
結構だとおもう今日この頃。
羽ばたけ!エア・ドゥ!