辺境近境：GoogleのCEOの交代 ”adult supervision was no longer n

GoogleにおけるＣＥOが交代との報道をきいておもったのは、

トヨタ規模以上の企業のCEOに30代後半ー４０歳位のCEOがさくっと誕生しちゃうのが米国らしい。

そもそも、Larry PageとSergey Brinが会社を経営していたところ、

まだGoogleがEarly Stageの段階から飛躍するために、

経験とネットワークを持つEric SchmidtをCEOとして迎え、

飛躍的な成長を遂げた。

そしてやっとEric SchmidtのCEOとしての任務から外れ、

会長として今後もGoogleの成長に携わっていくが、

Larry Pagが組織上、指揮官となる。

Larry Page will take over on April 4th, Schmidt will remain as Chairman of the Board.

As part of its earnings report today, Google announced that CEO Eric Schmidt would resign his role as Chief Executive to focus on his Chairman role.

Larry Page will take over as CEO while Sergey Brin's title will change to Co-Founder.

面白いなっとおもったのは、FaceBookを意識したタイミングでのCEO交代。

検索エンジンとしては世界一だが、SNSでは明らかにFacebookに

主導権を握られている。GoogleもSNSサービスを提供しているが、

あまり使用されていないような気がする。

まあ、自分の周りではあまり使っていないというだけですが。

さらにFacebookはGoldman sachs関連の報道でもあったように

未公開株式の販売を米国外の投資家に販売予定としている。

となるとFacebookはこの資金を基に更なるサービス拡大を図ってくる。

その対策としてGoogleは経営体制を見直しにかかったのだと思われます。

Larry will now lead product development and technology strategy, his greatest strengths,

and starting from April 4 he will take charge of our day-to-day operations as Google's Chief Executive Officer.

In this new role I know he will merge Google's technology and business vision brilliantly.

I am enormously proud of my last decade as CEO, and I am certain that the next 10 years under Larry will be even better! Larry, in my clear opinion, is ready to lead.

今後はビジネスと技術開発の分野を融合していくいことで、

新しい製品やサービスを充実されていくらしい。

ここでネット企業らしいなとおもったEric Schmidt のコメントは

"adult supervision was no longer needed."とのこと。

彼がGoogleにきた目的はとりいそぎ達成し、あとはPageとBrinに任せ、おもいっきりやりたい事をやろう！ということに感じます。

日本においては、以前ユニクロがCEOを若い人に受け継いだが、

うまくいかず柳井さんが再度引き継いだ感じになった。

あとは楽天（三木谷さん）Gree（田中さん）Mixi（笠原さん）、

はてな（近藤さん）などは面白い方々がたくさんいます。

日本だってそれなりの人材はいるし、資本もあるところが多い。

あとは行動力とビジネス的なネットワークなんだろうなとおもう今日この頃。