辺境近況:日本の財政まっかっか
今になって、日本の財政状況赤字の危機ついて再指摘を与謝野氏が行っている。
財政赤字がクリティカルなのは前からの指摘であったし、
改善しなければならない状況なのもわかるが、
ちょっとタイミングがあまり良くない気がします。
というのも欧州におけるソブリンリスクが話題(ポルトガル、アイルランド国債は、
日本がユーロ圏救済支援に資金を提供)でもあったのと、日本自身あまりいい経済状況でなく、
政治状況もふらふらしてい状態だから。そういった状況の中で、海外メディアの一面での取扱をみると、かなりショック的な扱いとなっている。
Japan hits ‘critical point’ on state debt(FP紙)
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Japan has hit a “critical point” where it risks losing investor confidence if politicians fail to reach agreement on how to rein in the ballooning national debt, a cabinet minister has warned.
“We face a dreadful dream that one day the long-term interest rate might rise,” Kaoru Yosano, the new minister for economic and fiscal policy, told the Financial Times.
指摘しているポイント自体は同意するのだけど、このタイミングで意見をのべるなら全体的な改善計画も踏まえて、
どういう風に対応していくのか具体的な案ものっていれば今後の展望もわかるし、与謝野氏が行っていく財政計画がうまくいっているかの判断もつく。
計画案もしっかりしてないのに「日本は危機的状態にある」というコメントだけ発表するのは、国家的戦略があってのコメントとはおもえない。
とにかく、問題がわかっているなら解決する。その為にどうしていくのかの計画を明確にして、
計画踊りに実施できなかったら退陣という仕組みにしてかないと、政治も財政の修復も全部すすんでいいかないなーと思う今日この頃。