写真の力
今回のフィンランドの火事でおもったのが、
写真の力。
旅行とかダイビングをしたときにも思っていたのだが
結構、写真にイメージをつくらされてしまい
そのイメージと違うととがっかりしてしまう時がある。
もちろん、写真よりずっといい風景、ダイビングスポット、
建物、遺跡はいっぱいあるのだけど
特に旅行代理店などのパンフレットの写真は
誇張しすぎ感がある。
(僕の場合、一番やられたのはマーライオンかな、、)
今回の火事の写真をクラスメイトにみせても
”これ、やばいんじゃないの?”とかいう意見が大多数。
でも実際にいた人々は、ぼけーと火をみている始末。
消防車は全然こないし、警察もぽつぽついるだけだった。
実際にみている人の感覚と
新聞を通して、写真と記事をよんでいる
人々の感じ方が全くちがう。
これって僕の場合、日常読んでいる新聞でも同じ。
例えば一面の記事をみたときに、最初に写真をみて
さくっと脳みそがイメージをつくって、そして
記事で詳細内容を補足って感じ。
でも、本当のその現場で流れている雰囲気とか
微妙な内容などは記事にされることは難しい。
概要をつかむのにはいいんだけどね。
”事件は会議室で起きているんじゃない、
現場で起きているんだ。”
じゃないけど、その場の雰囲気とか
空気の流れ、微妙な内容は現場にいくのが
いちばんなんでしょう。