フィンランドMBA留学記:フィンランドのVC
いま、MBAにてVenture Capital(ベンチャーキャピタル)
のクラスをとっています。
VCとは簡単にいうと、
創業からの期間の浅いベンチャー企業に対して
資金提供を行う投資会社(投資集団)のこと。(by wikipedia)
本日の授業ではゲストスピーカが登場。
フィンランドでVCをしているCEOがきてくれた。
http://www.nexitventures.com/frames.html
どこの国のどういった企業に投資し、どのくらい規模で
投資しているのか。ポートフォリオの説明など
いろいろ面白い話をしてくれたのだけど
一番うけたのは、フィンランドのVCでも
フィンランドの起業にはかなりがっかりしていたこと。
というのは、フィンランドのR&Dはすっごく盛んに
行われていていい人材はいるのだけど、
起業でえられるメリットが全然ないので、起業家が育たない。
さらに、R&Dの段階で
政府が簡単に”ファンド”をしてしまうので
必要ないR&Dもゾンビ化して生き延びてしまう
こともあるとか。
そういった意味でシリコンバレーは
起業家の新陳代謝が激しい。
シリコンバレー情報にはそこまで詳しくないのですが
話だけきいていると有名なVCしか
あんま利益をだしているとかいないとか。
ちなみにここのVCが興味をもっている
北欧のワイアレス関連企業は
日本(ドコモ、KDDI)&韓国などの
アジアンマーケットに積極的に
売り込みをかけているみたいです。
こういう事からいろいろ日本と北欧の企業の
つながりがみえてくるので面白いです。