フィンランドMBA:フィンランドのVCが見つめているもの

前回、お話した

フィンランドでVCをしているCEOの続き。


フィンランド&北欧でアーリーステージ(Early Stage)の会社にお金を投資するメリットに

ついてかなり質疑応答がとんだ。


ちなみに”early stage”とは

製品開発及び初期 のマーケティング

製造及び販売活動を開始しつつあり、

ようやく売り上げが立ち始める 初期段階の事。


もし自分が、1億円もっていて

1つの会社に投資してくださいっていわれたら

すっごく困る。というのもなーんにも情報がないから。

たとえ情報がいーっぱいあってもかなりびびる。


その会社のポートフォリオをは

ワイアレスの企業に積極的に投資中とのこと。


クラスのみなさんの反応は

”ワイアレスの会社だけに投資してまじ大丈夫なの??”


いろいろネガティブな質問ばっかきくが

CEOはぜーんぶ上手に、しかも丁寧に回答してくれる。


彼のコメントは一環しており、

”誰かがフィンランドで起業家に投資をしつづけなければ

この国(フィンランド)の成長力は絶対にとまる。

だから僕はVCに参加したんだよ。この国のテクノロジー

かぎを持つのはワイアレスしかない”


実際に彼は、フィンランドでも

かなり有名なDBソフトウェア会社の

立ち上げ、いまでは投資銀行(ゴールドマンサックスなど)

でも導入されているみたい。

その立ち上げた会社を辞めて、現在の

VCでがんばっている模様。


ラクルに負けないものを

フィンランド”でつくることが大事なのだそうだ。


2時間にもおよぶプレゼンを

無償で提供してくれた上、すっごく丁寧に

しかも熱くQ&Aにも答えてくれるCEO。


ちょいとリスキーなVCだけど

とってもお勉強になりました。