北欧生活;岩井俊二がみる”色のディテール”


たまたま岩井俊二のインタビューをみる機会があった。

彼の作品は独特な雰囲気と美術がある。


いまでも結構すきな作品だと

彼の有名な作品でもある”Love Letter"かな


特に彼は技術にすっごく詳しく、

デジタルで映画を取り出したのもはやかった記憶がある。


たしかうる覚えだけど”リリイ・シュシュのすべて”は

全編デジタル撮影だったとおもう。


今回みた彼のインタビューから、一部抜粋してみました。

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バラの花をかくときに

赤い色をちょっと葉っぱにいれることで

バラの葉っぱらしくみえる。


菜の花も同じで、黄色をちょっと葉っぱにいれることで

菜の花の葉っぱらしくみえる。


映画も一緒で、青い空があるシーンで

青い色の服をいれてあげるだけでイメージが違う。


逆に違う色をいれることで

違った雰囲気も再現できる。

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ディレクターの視点からすると

本当におもしろいよなー。


こういう映画のディテールを

真剣に考えて、細かく細かくつくっている

岩井俊二の姿を創造してしまう。



僕も同じようなことを

映画の勉強をしているときに学んだ。


自分が過去に経験したこと、思い出などを

映画で似たようなシーンでみたときに

共感するようなことも一緒に学んだ。


オトに対する意識についても、同時に学んだ。


ビジネスでも映画でもディテールにこだわる姿にこそ

面白みを感じてしまう。


でもどっちもストーリーが面白いかどうかが

一番大事だよなーっておもう今日この頃。



参照;
Professional Details
http://professional-details.jp/