フィンランドMBA:世界一位のTOYOTA
トヨタがついに世界一位の自動車会社になりそうだ。
Toyota 'to be top world automaker'
http://edition.cnn.com/2006/BUSINESS/12/22/toyota.reut/index.html
来年は942万台の生産を予定。
セグメントとしては海外分は8%増の427万台、
国内分は1%増の515万台を目指す。
さらに生産、販売をのばすべく、海外での展開が大きくなってきている。
ロシアでの生産を開始。タイや中国でも新工場をたて、
生産台数はのばしつつ、コスト削減を両立する。
これによって2007年はGMやフォードを抜くかも。
特にきになったコメントで
「GMを抜くかどうかは結果の問題。品質の向上でリードしたい」
多分、一位になって目標を失う前に
永遠につづくテーマである”品質向上”をとりあげている。
”品質向上”は素晴らしい取り組みだし、これによってジャパン・ブランドが選ばれる
大きな要素なのだけど、本当に持続は大変だとおもう。
グローバル化にともなって海外に向上をつくって、生産量をあげても、
同じ品質を提供し続けなければならない。
さらに品質を管理するには、人材育成がかなり大きいとおもう。
人をそだてるのは時間がかかるし、とくに海外の人に
おしえるのは文化も学び方を違うから、トヨタの品質を
保つ内容をおしえるのってすっごく時間、コストもかかる。
トヨタが生み出した”KAIZEN””Just in Time"というコトバは世界中にひろまった。
”ポカヨケ”なんていう言葉は、僕がMBAでとっていた授業でも
かなり皆に面白いコトバとしてうけいれられていた。
トヨタのような日本のグローバル企業が
がもっと世界中にひろまることで
こういった日本のコトバや考え方も広がると
ビジネスももっとおもしろくなるよなーって思う今日この頃。