フィンランドMBA;2010年、日本を提案


やっと新年で2007年になったばっかだけど

もうちょっと先の未来のお話をちょっと。


経済を勉強していると、

”これって今の経済にあてはまるセオリーなの?”ってものがでてきます。


もちろん、基本はしっかり学ぶ必要があって

その基本に基づいて経済が動いていることをしっかり学ぶことは大事。


ケアンズの経済論もすごいし、

マネタリスト、サプライサイドの考えも参考になるけど

でも経済は生き物。セオリーは本当に、今の世界で

どう動いているのかをキチンと自分なりに検証する必要がある。



いまの世界のお金の流れを、血液ってみたら、

どんどん血液の流れはおおきくなっているし、

各部分部分の関係がもっと親密になってきている。


さらに、血液を生み出すところも

かわってきているし、血液の流れの方向もかわってきている。


そんないろんな環境にあわせて、経済というカラダも

成長し、変化し、セオリーも変わってくる。


その中でも、すっごく分かりやすくこれからの経済を指摘してるのが

野村総合研究所リチャード・クーさん


第6回 経済学の教科書にない新たな理論を政策に生かせ
http://www.nri.co.jp/publicity/2010/hakusho/vol6.html


ポイントとしては、

■ 従来の経済学を覆すバランスシート不況

■ 前例のない急回復も企業の借金拒否症は続く

■ 2010年に向けて新たな経済理論の発信を

バランスシート不況の理論は、経済学の枠組みを、
 根本から変える可能性を持っています。


さらに気にすべきことは、

アメリカ経済の行方ともいっている。

・インフレの問題(ソフト・ランディング)

・住宅バブルの問題(価格の低下、新規住宅建設数の減少)

貿易赤字(ドル安傾向を目指している)

ドル安によって、解決されるのは貿易赤字だけど今度はインフレがおこりやすくなる。


さらに、中国やアジア各国とのコミュニケーションも僕はすっごく大事になってくると思う。


今も大事じゃん っていわれるとそうだけどもっとだと思う。

アジア地域全体を統括本部として戦略をたてないと

他の国とうまくコミュニケーションがとれないしやっていけない。

人事採用も、現地採用をすすめるし

さらに日本からの派遣であれば、派遣期間の

長期化ももっと検討すべきだろう。


日本ブランドの認知度はすっごく高い。

けど日本の会社への就職するメリットはまだ

海外勢の有名企業と比べるとまだ低いと感じる。


つまり、これからやっとスタート地点だと

キシリトールのガムをかみながら僕は思う。