フィンランドMBA;大きな政府、小さな政府、どっちがいい?

日本にとって、大きな政府、小さな政府のどっちがいいのか?

フィンランドにいると、

社会保障がいい国””老後が安心な国”

という話をいっぱいききます。


つまり政府の援助がしっかりしている

大きな政府”にちかい考えです。


でも、僕は日本には小さな政府をサポートします。


というのは、日本の公務員によるサービスの中で

手際がすっごくいいなーっておもった事があまりない。

唯一、日本の郵便局の配達を確実に行うシステムは

素晴らしいとおもうくらいかな。日本の郵便システムは

世界に誇れるとおもっています。


さて、公務員のサービスであまりいい経験がない僕の例をあげましょう。

いまでもおぼえているのだけど

海外に留学していて未払い年金について相談しにいったとき、

市役所いっても各部署にたらいまわしにされた。


いちいち会社を半休していかないと手続きもできなかった経験もあり

民間企業と比べると、どうしても公務員のサービスは

劣ってみえてしまう部分が多い。


それであれば、民間の企業にそういったゆずれる業務はもっと効率的に

委託してしまったほうがいい。


日本って1億2600万人もすんでいるかなり大きな国。

そのような国の場合、ひとりひとりが責任をもって行動したほうが、効率的。

だから政府を小さくして、基本的なルール・枠組みは

最小限にしたほうが、行動しやすい。


フィンランドはたった500万人しかいない小さな国です。

その場合は、大きな政府がいいでしょう。


さらにフィンランド政府の汚職率もかなり低いから、

市民からの信頼もかなり高いので、大きな政府をおこなう環境がきちんとあるとおもう。

逆に日本の政府はなにをやっているのかわからんし、公務員の無駄遣いなどをみていると

信頼している国民も少ないとおもうから、小さな政府の方がいい。


その結果、フィンランドの政府のやりかたを

そのまま日本にもってきても状況が全然違うため意味がない。


でも、フィンランドのような国から学ぶことは多いと思います。

そういった意味でも、日本のこれからすすむ方向を

キチっと”地図”をみながら、今後を描くことが大事。

いろいろな情報を参考にしつつ、一番いい選択をしていかなければ

ならない中で、フィンランドのいいとこをもっともっと

みてほしいよなーっておもう今日この頃。