北欧生活;2002年の日本W杯をふりかえって

2006年のW杯の話題は全くなくなって

オシムジャパンにおける今後が期待されている。


ただフォーカスされているのはオシム監督。

試合をする選手があまり報道されていないような印象をうけていた。

”谷間の世代”という表現にもかなり違和感がある。


でも、僕は思う。

今の日本代表はすっごい面白いメンツがそろっている。

巻、今野、安部、鈴木 啓太など


Jリーグも面白い。

三浦淳宏、松田、平山、小野、水野など


海外もおもしろい

俊介、梅崎、高原、松井など


最近になって、2002年のトルシエジャパンのインタビュー集や試合内容、雑誌の記事などをちょこちょこ

チェックしてみた。


というのは、2006年はなにがわるかったのか、そして何がよかったのかを

2002年と比べることによって自分の中で比較をしてみたかったから。


ただテレビのマスコミ報道だけみているだけだとかなり偏った意見になってしまう。


なのでちょっと違った視点で2002年のトルシエジャパンをふりかえってみよう っておもった。


いろんな本や映像をみておもったのは、信じるだけではダメなんだってこと。

”ぼくたちは信じている”っていうだけだとチームは強くならない。

そのとき、そのときに、何がよくて、何が悪いのかをしっかり把握して

前にすすんでいくしかないということ。


2002年は何がよかったのか。何がわるかったのか

2006年は何がよかったのか。何がわるかったのか。


そして現状のメンバーで試合に勝つための準備をこなし、試合に勝つこと。


そうやってみていると、2002年の強み、弱みもわかり。

現在の日本代表の強み、弱みもみえてきてどっちがいいのかなんていえなくなってくる。


どういう選手を最大限に活用した戦い方をしていくのか。

どういった戦略があり、どういった形で点をとっていくのか。

そのために必要な能力をもった選手は誰なのか。


そしてみていたら今の日本代表もかなり面白いと確信。

”細かいパス回し”をいかしたスピードと粘り強いディフェンスと

サイドからの1対1で勝てる縦のサッカーを僕はみたい。

(水野 晃樹もかなり面白いとおもうけどな)


これからJリーグ、日本代表、海外選手など面白い試合が多いので、うれしい今日この頃。



==参照==

・日本サッカーと”世界標準”by セルジオ越後

 

日本サッカーと「世界基準」 (祥伝社新書 (046))

日本サッカーと「世界基準」 (祥伝社新書 (046))



・六月の勝利の歌を忘れない by 岩井俊二



・ワールドサッカーシステム論

ワールドサッカーシステム論 (別冊宝島)

ワールドサッカーシステム論 (別冊宝島)


・ナンバー


・文体とパスの精度
 by 村上龍

文体とパスの精度 (集英社文庫)

文体とパスの精度 (集英社文庫)

・MUNDIAL 2002世界標準を越えて

フィジカル・インテンシティ 4 by 村上龍