フィンランドMBA;”こだわる”こと、”特にこだわらない”ことのバランス


最近のビジネス動向をみたり、

IT関連のベンチャー/成長企業をみていると

”小さなことにこだわらない”
”常識にとらわれない”
”時代の流れにまかせること”


をビジネスモデルとしていれこんでいる企業が

ちょくちょくでてきているような気がする。


自分のアイデアをビジネスとして活用するには、

顧客中心のアイデアをだし、自分の意見は”こだわらない”

むしろお客さんの意見を中心にビジネスモデルを見出していく。


そして、会社における立場には特に”しがみつかない”

どんな立場であっても、お客さんが欲している

サービス・モノを提供すること。


つまり自分がはたらいている部門に

”しがみつかない”ことで、

他の部門は関係なく、部門の垣根に

”こだわらない”で会社にとっての

利益を中心として話をすすめる。


会社の利益のためになるビジネスを中心に行動すること。

いまいる場所に満足して”とどまる”のでなく、

必要としている技術、経験、ネットワークを

経営をしながら状況にあわせて対応していく。



でも、反対に、

”小さなことにこだわった方がいい”
固執したほうがいい”
”時代の流れにまかせない”


ことが大事なケースもある。


特に日本の製造業をみていると

”日本のものつくり”

ということで、歴史的なこだわりが重要視されることが多い。

こだわった職人の伝統的な技術、職人の意地、

頑固オヤジなど日本の製造業だとこういった話が

美徳になりやすいかも。



どっちがわるいとかでいいとかでなく、

バランスなのでしょう。自分がたずさわっている

業界、業務内容によって、どこを固執し、しないを判断すること。


つまり、自分で判断し、

どういう配分にするのかを決定することが大事。


こういう要素は”経験””知識”をベースとして

自分なりに失敗し、成功しながらしか学べない事だよなとおもう今日この頃。