フィンランドMBA;目に見えない景気の変化

日本の景気動向でも、欧州の景気動向でも

どっかに”目に見えない変化”がある。


その”目に見えない変化”を少しでも把握できるように

キチンと経済指標をみたり、経済の最前線のニュースを

それなにりチェックしている。


最近みたニュースで”公示地価”がでていたけど

これも大事なデータ。土地の値上がりがあると

「デフレ脱却」と認識してくるから。


つまりこれからインフレの兆しがでてくる可能性もある。

帰国しているときに、東京付近をぶらぶらしていると

建設中のビルやマンションが多く、すごいなーっておもった。


都心のマンションなどは即日完売や抽選倍率が

何十倍などという話だそうだ。


ただ今回の土地価格やマンションの値上がりは

バブル時とは違って”本当にすみたいから”という買い物が多い。


「バブル」のときのように”投資案件”としての

買い物って感じでもないようです。


またインフレはまだまだだよよねー 

っておもわせる要因として

スーパーなどの売り上げがあります。


今期のスーパーの売り上げをみてみると減少傾向にあり、

百貨店の売り上げをみても”まあまあ”と言う状況で、

急激に売り上げがあがっている感じもないからです。


チェーンストア販売統計 

http://www.jcsa.gr.jp/2_statistics/2_statistics.htm
日本チェーンストア協会

チェーンストア販売統計(月報)平成19年4月度速報

http://www.jcsa.gr.jp/2_statistics/data/200704.htm


ただ最近はいろいろなものが値上げを検討している

みたいなのでインフレにむかうのかなーって

感じもでてきているかな。


欧州をみているとかなりのインフレ傾向にあり、

ユーロ高円安もあり、かなり日本からの旅行を

する人々にとっては”割高”感がでてしまいます。


日本の”100円ショップ”などの安さと品質くらべると

海外のものは高く感じる人もおおいのではないのでしょうかね。


目に見える変化の影には必ず”目に見えない変化”が

あります。この”目に見えない変化”を

どのくらい感じながら世界の流れにのっていくのか、

そういった日本企業は対応に注目。