フィンランドMBA;「誰でも割」の調子ってどうなりますかね??

shuuppa2007-07-27





ケータイでグローバル企業である

ノキアと大学院で一緒にプロジェクトを

やっていたこともあって日本のケータイ事情は

よくチェックします。


最近ちょっときになっているのは

auが予定している「誰でも割」の影響。

「誰でも割」

http://www.au.kddi.com/promotion/new-info/index.html


サービス内容はというと、

2年間継続利用でひとりでも家族でも、

他社から乗りかえても、つまり

誰でもいきなり基本使用料半額。


まさにケータイの基本料金が高い日本における

かなりの挑戦だとおもう。


というのも

1人当たりの利用料が低下傾向の日本市場。


値下げをカバーし上回るだけの契約者の増加があれば

収益の拡大が期待できるかもしれんけど、

かなり市場は飽和状態。


この新しい割引制度の導入などで1人当たりの

利用料が大きく下がるとすると、

さらに加入者の増加が鈍る=収益の伸びはおちる

って感じが予想できるから。


ニュースではこの「誰でも割」によって

減収見込み200億円は今期の業績予想。


最近の携帯の加入者数傾向をみてみると

auは5月に純増数でトップの座をソフトバンクモバイル

奪われたみたい。


6月も苦戦が続き純増数はソフトバンクモバイル

20万4,800件、KDDIのauは13万3,200件とのこと。


ポータビリティを利用した増減数だけをみると

まだソフトバンクモバイルを上回っているから安定なのかな。


5年前までは独走状態だった

NTTドコモの業績の先行きへの懸念は確実。


さらなる携帯産業の価格値下げを期待している

今日この頃。