フィンランドMBA;僕らの行動観察
行動観察(Behavior Observation)を学んだ。
行動観察という考え方自体は昔からある調査手法。
消費者に調査を意識させずに自然な形でデータを収集することが目的。
商品開発やマーケティングよく活用されています。
例えば飲み屋にいって、
どのメーカのビールを飲んでいるのか、そういう場合にそのビールをのむのか
誰とそのビールをのむのかなどの行動を観察して、それをもとに
マーケティングしたり、製品開発などに使う。
ポイントとしてでてきたのは、
・人の意見を聞いて、キチンと行動を見る。
・感情のありようを調べることが大変重要
・ユーザーのもつストーリを把握
・クライアントの視点
・行動してもらって、それを振り返る
・”僕らは自分の”ニーズ”を言葉にできない。
・人間の意思決定には,理性だけではなく感情が関与していることが脳科学の研究でも明らか
などなど結構面白い。
昔、村上春樹君の作品の中にあるシーンで
”バー”のお店を成功させる秘訣みたいなことを主人公が話すシーンがあった。
大事なことは、お店をたてる予定の場所にすわって
じっくり通り過ぎる人々を眺めることだよ。ってかいて
あったよーなきがした。
その部分を読んだとき、ほーっておもていたが
実際にマーケティングでも使われているとはしらなかった。
僕の行動も観察してみると
いろいろ自分でみえない要素が
いっぱいみえてきそうだよなーと思う今日この頃。