辺境近境;スモール、but ビューティフル


たまたま面白い人がデザインについて語っていた。

きになったのでネットで調べてみたら

道具と日本人再考

:栄久庵 憲司(日本デザイン機構会長)

http://www.u-air.ac.jp/cgi-bin/bangumi/viewProgram.cgi?today=20070929&vDay=-2&media=TV


という方だった。

話ていた内容とってもシンプルで、わかりやすい。

日本のデザインは、小さいものに

いろいろなものがはいっていて、美しいとのこと


例えば、幕の内弁当。

たくさん、すこしづつ

そして美味しいものがあの黒い箱の中に

つまっています。


栄久庵さんいわく、

これこそ、日本が世界に誇るデザインの

原点といっておりました。


また、日本人にとって

スモール、but ビューティフルは子供のころから

しっかり教えられていることも話しておりました。


例えば、一寸法師

相撲でも、千代の富士などの小さな力士が

大きな力士を倒すことに盛り上げる場面はかなり喜ばれます。



なんで、小さなものが、大きなものに

勝ることが嬉しくおもうのでしょうかね?



外国にいてよくおもうのは

大きなことが大事、big is better みたいな

ことがよくあります。


つまり、

小さくても力がある。

小さいほうがbetter ということ考えにくい環境でした。

(僕が米国に留学していたのは、けっこう前なので現状どうなのかわかりませんけどね)



でも、日本人であるぼくにとっては

その考えには納得できないんですよねー。


というのも、小さいころから

一寸法師、相撲、さらに日本の小さくても素晴らしい電化製品をみているから。


だからこそ、日本の素晴らしいデザインは

スモール、but ビューティフル

ということにつながっていくとおもって今日この頃。




一寸法師のあらすじ bywiki==
子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。
しかし、産まれた子供は身長が一寸しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。
子供は一寸法師と名づけられた。
ある日、一寸法師は武士になるために京へ行きたいと言い、御椀を船に、箸を櫂にし、針を刀の代わりに持って旅に出た。京で大きな立派な家を見つけ、そこで働かせてもらうことにした。
その家の娘と宮参りの旅をしている時、鬼が娘をさらいに来た。
一寸法師が娘を守ろうとすると、鬼は一寸法師を飲み込んだ。
一寸法師は鬼の腹の中を針で刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、
一寸法師を吹き出すと、持っていた打出の小槌を置いて山へ逃げてしまった。
一寸法師は打出の小槌を振って自分の体を大きくし、娘と結婚した。ご飯と、
金銀財宝も打ち出して、末代まで栄えたという。
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