フィンランドMBA;日本独特の携帯販売をかえた”au”

ついにauが日本独特の携帯販売ネットワークを変化を起こし続けています。

先月から基本料金は半額になるサービスをはじめたかとおもうと、

11月からは、ついに日本独特の販売構造までかえてきた。


あまり知られていないかもしれないけど

日本の携帯販売の仕方って世界からみるとかなり特殊な

販売方法でした。


ようは、日本は携帯会社のつくった携帯をキャリアと呼ばれる会社(NTTドコモauソフトバンク

がほぼ定価で購入し、携帯と接続サービスを一緒にしてサービス販売をしていた。


キャリアとは

携帯電話、PHSIP電話等の回線事業者、通信事業者、電話会社のことです。


携帯製品をつくっているのが、

ソニーエリクソン、京セラ、松下、日立などになります。



けど、海外では別。

携帯は携帯だけ販売して、回線接続サービスは別に選択して入る。


なので価格競争が海外では激しいのだけど、

日本は3社のみなので、そこまで価格をさげなくても

新規の会社がすくないので激化というわけでもなかった。


ところが、最近になってau

今まで番号別に契約をとっていたのに

携帯製品ごとの契約に切り替えた。


つまり、いままで携帯の機種をかえても

更新にはとくに影響はなかったのに、これからは

携帯の機種を契約期間内でかえると手数料がかかる仕組みみたい。


そうなると、

携帯製品がいままでキャリアに定価で購入されていたのに

それが廃止されるので、価格競争に拍車がかかります。


さらにキャリアとしては

製品こだわらないサービスを提供して

顧客獲得を目指すことになるでしょう。

この仕組みを変えるには

相当の労力がかかったとおもう。というのも

製品メーカーにとって、キャリアが定価でかいとってくれる仕組みは

かなりメリットがあったのに、それがなくなってしまうから。

携帯製品メーカーの競争激化はこれからでしょう。


やっとこれからグローバルで戦う環境が

できたのかなって感じた今日この頃。