辺境近境;特別な疲労感
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/04
- メディア: 単行本
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辺境近境を読んでいて、印象にのこっているのが
”旅行というのは基本的に疲れるものだ”
ぼくの場合は特にバックパッカーということもあって
感動も、興奮も、疲労も深い場合がおおい。
チリではバスに25時間ゆられたこともあったし、
メキシコではまがりくねった2車線の山道はとんでもない
スピードで走るバスにのってしまい、対向車線の車と
衝突するのではないかという恐怖をあじわった。
さらにまがりくなって道を高速で走ることで
左右の揺れがおこり、激しい吐き気に苦しい思いをしたことを
今でも鮮明に覚えてします。
そうしますとなぜ旅行をするのか。
それはやはり
”そこでしか味わえない疲労感にふれるため”
だと思う。
ということでしょう。
疲労するよりも、楽しい思い出の方が
いいにきまっています。
けど、
というのを本を読んで
あらためた感じた今日この頃。