フィンランドMBA:お金=信頼
お金についてMBAでいろいろな角度から学んだ。
その中のひとつとして、覚えているが
「お金=信頼」
例えば、スペインに旅行にいったとします。
現地の銀行でユーロにかえよーと
銀行にいったところ、「日本円からユーロへの換金は
うちの銀行では行っておりません」といわれます。
もちろん、それでは宿泊、食べ物、観光もできないので
困るとうったえたところ
「日本円は信頼できないので、うちの銀行では取り扱ってしません」
ときっぱりいわれた。
こんな状況になったら、なにもできません。
信頼とは
・偽造通貨ではない
・通貨として安定している
・製造技術、印刷技術
・受容性(他の国がうけいれているかどうか)
日本銀行が発行している紙切れを
通貨として認めるかどうかが「信頼」しているかどうかにかかわってくるのでしょう。
紙切れ+信頼=お金
となるんでしょう。
信頼がないとどうなるかといいますと
お金の価値が減少して、インフレなどの現象がおきます。
昔であれば、金とお金を交換していので
お札より金に移動してしまい、バランスをうしなって
お金の価値がなくなってしまうこともあるでしょう。
金塊と米ドルの交換「1オンス=35ドル」が崩れた
ニクソン・ショックも同じことだとおもいます。
紙を印刷すれば
お金になることはかなり魅力です。
でもそれには「信頼」があって
はじめて成立するものなんですよね。
となると、やっぱ僕らの生活は
なんらかの紙一重の中でいきているんだよなーって
おもう今日この頃。