辺境近境;国におけるニュースのプライオリティ そのに


かなり前にかいた内容ですが

ちょっと曖昧な部分が多かったので

もうちょっと具体的に”自分の立場をもつ”ということの具体的な説明をしてみます。


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辺境近境;国におけるニュースのプライオリティ

http://d.hatena.ne.jp/shuuppa/20070930#1191249533
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例えば、

エネルギーの問題について考えているといった立場で

ニュースをみていたと想定して、日本では原子力がCO2を出さないエネルギー源として

一番いい選択地と考える立場をとったとします。


そうすると、電力をCO2をださないという事から

石油、石炭、火力発電よりも環境をケアして電気を供給できるということを

プライオリティとしてい考えているようにニュースからはみえる場合があります。


けど、情報をあつめて考えてみると

もっと大きなリスクがあることがみえてきます。


日本は地震が多い国です。


今も、柏崎刈羽原子力発電所地震の影響で

停止しております。


そうなると、原子力がCO2を出さないエネルギー源として

一番いい選択地と考える立場は本当に自分の国にとって

ベターな選択地なのかどうかもっと調べる必要がでてきます。


本当に環境にいい電力発電はなんなのか?

他の立場を検討する必要もあるかもしれません。



例えば、ちょっとくらい停電とかしてもいいから放射能漏れのない

安全な電気供給ができる環境をとりたいという立場をとるのがいいと考えるかもしれません。


もしかしたら、地震にも新潟で起きた地震の何倍もの震度に耐えられる

原子力発電所をつくった方が効率も、コストもいいという情報をもとに、今後も

原子力発電推進の立場をとったほうがいいと考えるかもしれません。



つまり、

”自分はどうしていきたいのか?”という立場をもって、

限られた時間の中で情報を集めて、限られた情報の中から

自分の立場の意見をいうために情報をまとめる必要が大事ということ

なんだと再認識しました。


ただその情報は本当に正しいのかも

かなり重要ですが、その判断は難しいとおもいます。


さらに大事なのは

国や会社や自分の立場をとるときに、

どういった問題があるのかということがキチンとみえる

環境つくりが大事。


そういう意味で、柏崎刈羽原子力発電所の事故をみると

もっと政府などの情報を公開する環境作りが大事なんだと

あらためて感じます。


そういう事を念頭において

情報をあつめていきたいとおもった今日この頃。