辺境近境:エスクァイアで「余市蒸溜所」の特集

shuuppa2008-03-01





最近鳥肌がたったときが二回あった。

そのひとつをご紹介。

それは雑誌・月刊『Esquire エスクァイア日本版』4月号に、

余市蒸溜所」の特集が掲載されていたこと。


ニッカウヰスキー余市蒸溜所』×Esquire

 “『ニッカウヰスキー余市蒸溜所』を訪ねる。

  北へ。ジャパニーズウヰスキーの故郷へ。 ”

http://www.nikka.com/special/esquire/

内容はぜひ本でみてもらいたいのですが、

キーワードとしては


“命の水”

”夢お受け継ぎ、伝えて行く人”

”石炭直火焚き蒸溜”

「蒸溜が始まると15分おきに火を窺い石炭を焼べる。この火加減を体得するには10年かかると言う」


「「竹鶴さんがスコットランドで学び、ウイスキーづくりで最良の方法を私たちに残してくれた。」


「竹鶴さんは良い原酒は石炭直火蒸溜で抽れると信じている。その信念を私たちが受け継いでいるだけだ。
それが正しかったかどうか、何年か後の原酒で判断するしかない。竹鶴さんの信念が正しいことはウイスキーを飲めば分かる。それだけだ。自信はないが信念はある」



なんで

僕がこのエスクァイアの企画に鳥肌がたったのかというと

日本における、ものづくり発見というテーマに共感したから。


僕もいろいろ日本のものづくりの凄さを

最近になってあらためて感じている。


だからお酒が全然のめないくせに

自分でウイスキー作りの信念を感じるために余市になでウイスキー体験作りにいったり、陶芸の窯元をめぐる旅行にいったりもしてきた。



この特集でも編集者が日本全国を旅して、熱意あるものづくりの産地を訪問。

ものをつくるためには長い年月をかけた研究と試作、そして経験から研ぎ澄まされる感覚が

バランスよく調和して形に仕上げたもののこととおもっています。


昔も今の時代でも、手でつくる仕事が

僕達の日々の営みをしっかりと支えてくれる。

日本の美と知恵を堪能は本当にみていて気持ちがいい。




お酒が好きだから「飲む」というのもあるけど

お酒にかける「信念」や「想い」に共感して

お酒を味わうことがあるんだよねー ってあらためて感じている今日この頃。