辺境近境;絵本は読んでもらうもの
先日、石井桃子さんの話をとりあげたので
ちょっと絵本のは話の続き。
「絵本は読むものでなく、大人が子供に読んであげるもの」
というのを福音館の松井直氏がいっていたのを思い出した。
「絵本は作者のもではない。読み手のものなんです。」
その理由としては、
それは記憶にのこるものだから。
だから作者がいくらがんばっても
記憶をのこすのは読み手なので、どうすることもできません。
また、面白かった指摘は
人間だけが「コトバ」を話せるという視点。
動物は鳴いたし、ほえたり、さえずったりするけど
コトバははなせない。(ということにしておきます)
さらに人間のすごいことは、自分の気持ちを
コトバをつかって相手に伝えることができる。
つまり「コトバ」は「気持ち」とつながっていること。
そういった意味から考えると
コミュニケーションって大事なんだなっておもう今日この頃。