辺境近境:ドラエモン「なくし物とりよせ機」
つい最近、初めて声優が新しくなったドラエモンのTVをみた。
その時放映されていたのは「あの日あの時あのダルマ」というストーリー。
ストーリーを簡単に説明すると、
ある日、のび太はママが大事にしていた指輪をなくしてしまった。
「助けてドラエモーン」の一言で優しいドラちゃんがだしてくれたのは、
「なくし物とりよせ機」。なくしたものの形を思い出せば、それが中から出てくるのだ。
こんな素晴らしい道具をもったのびた君は
ここぞとばかり、捨てられた漫画や落としてしまったお金を取り出す。昔になくしたものを取り戻して
全く勉強をしないのびた君にあきれてどっかいってしまうドラエモン。昔になくしたもの中に、のび太は小さい頃使っていた哺乳ビンを発見した。
懐かしさにひたりながらそのビンを使って牛乳をのみ、昔を懐かしむのび太。昔の方がいいことがたくさんあったので
ずっと子供のままでいたいのび太君。さらに
取り出したものの中、おばあちゃんとの思い出の小さなダルマを見つけた。そのダルマは、床に伏せるおばあちゃんが幼いのび太にくれたものだった。
庭で転んで泣いていたのび太を、おばあちゃんはそのダルマを使って
「だるまさんって偉いよね。どんなに転んでも何度でも立ちあがるからね。
のびちゃんも転んでも一人で立ち上がれる強い子になってね。」のびた君も”転んでも一人で立ち上がれる強い子”になることを
おばあちゃんと約束した。亡きおばあちゃんとの約束を果たすために、
頬を濡らしたのび太はやがて立ちあがり、机に向かって勉強を始める。
なんて素晴らしい話なんだ。
こんないい話を僕は子供の頃から
しっていたのに、なんで今頃になって
こんなに感動しちゃうのだろーか。
ドラエモンって、最高ですね。