フィンランドMBA+:ソネット・エムスリー

2001年ごろ

コンパックでマーケィングの仕事をしているときに、

気になっていたネット企業があった。


ソネット・エムスリー」という

製薬メーカー、医療機器メーカーおよび医薬品卸メーカーと医師をつなぐネット

サービスの会社です。


当時、いろいろなネット企業の勢いがあったため、

いろいろな企業があったのですが、

この企業は面白いとおもった。


理由は

ソネット・エムスリー社長

・事業内容


CEOは元々マッキンゼー・アンド・カンパニーで働いており、

ヘルスケア業界のコンサルタントとして、数々のプロジェクトに携わり、

医療業界に対しての知識が豊富であったこと。


つまり、ヘルスケア業界における問題点、メリット・デメリットを

把握しており、その問題点を解決できるビジネスを提案

できると思ったから。


事業内容については、

ITは人が行う仕事の効率化/サポートの

ツールとなる事を基本とし、医師が効率よく医療に関する情報取得ができることを

サポートの軸にしている事。


製薬会社ではMRを使い自社の製品をプロモーションかけているが、

いかに腕のいい担当者でも行える業務にはやはり限度があります。


また企業側としてもより売り上げを伸ばすために、より多くのMRを雇ったとしても

人件コストもかかります。


そこでインターネットを活用することで

MRを効率的に活用できるというサービスがポイントでした。


また医師にとっても必要な時に必要な情報を

入手できる環境を提供できる。


そのから8年くらいたち、

最近きになって調べてみたら、

確実に成長していた。

2008年度第4四半期の「MR君」「QOL君」既読eディテール数は、前年同期比11%増加し、過去最高を更新

http://www.so-netm3.co.jp/press/2009/press20090402.html


まだまだwebのサービスはポテンシャルがあるなーって

おもった今日このごろ。