フィンランドMBA+:為替、不況、金融危機
今回の世界規模の不況については
・為替の大幅な変化
・信用危機
・金融危機
の3つの要素によって
これまでに世界が体験したこともない
状況になっていると思っています。
例えば、為替が「1ドル=89円」になることで
なんで雇用を減らす必要があるのか?
ニュースをみて理解している人はどのくらい
いるのかちょっと気になるところ。
経済って非常に「連携的」で、
こうなったらこうなるってのは
ある程度予測がつくもの。
つまりいろいろな状況につながっているので
イメージしていくのがとっても大事です。
たとえば、為替についても
「1ドル=89円」になったら
製造業に大きな影響がでます。
特に海外に製品を輸出している企業にとっては
大きな損失がでます。
さらにその損失が長期的に
なると経営者が判断すれば、
研究費用、雇用者などのコストカットを
していかなれければ、経営を継続できなくなります。
そういったイメージ(ストーリを描くこと)が
ビジネスではとっても大事ですね。
となると、
派遣を解雇をする経営的判断、状況、数字的な理由、
をもっと理解した上で、だんだん全体的な状況が
みえてきます。
ニュースは瞬間的なもの。
その瞬間的なニュースをつなぎ合わせていくと
「その先の経済」や「中長期的な展望」が
みえてくるとおもう今日この頃。