フィンランドMBA+:ガラパゴス諸島ニッポン そのに


The Japanese have a name for their problem: Galapagos syndrome.


引き続き

日本におけるケータイビジネスを

紐解いて見たいと思います。


携帯の販売システムをみていると

日本がなぜ世界に進出できないかちょっとずつ

見えてきた気がしました。


今回はそのポイントを紐解いていきましょう。


まず第一のポイントは


「政府主導で育成しているビジネス」


The forum Mr. Natsuno convened to address Galapagos syndrome has come up with a series of recommendations: Japan’s handset makers must focus more on software and must be more aggressive in hiring foreign talent, and the country’s cellphone carriers must also set their sights overseas.

“It’s not too late for Japan’s cellphone industry to look overseas,” said Tetsuro Tsusaka, a telecom analyst at Barclays Capital Japan. “Besides, most phones outside the Galapagos are just so basic.”


第二点目としては、

ハードメーカはソフトウェアに力を注ぎ、

もっともっと外国における技術や人材を取り入れることで

対応すべきと指摘されております。


つまり、政府主導で成長せず、グローバルで利益をあげられる環境を構築し、

かつアプリなどのソフト面の開発も、グローバルな展開が必要としている。


もちろんこの二点は重要です。

多分その指摘はアップルにおけるiPhoneの成功を基に

指摘されているのでしょう。


Meanwhile, Japanese developers are jealous of the runaway global popularity of the Apple iPhone and App Store, which have pushed the American and European cellphone industry away from its obsession with hardware specifications to software. “This is the kind of phone I wanted to make,” Mr. Natsuno said, playing with his own iPhone 3G.


僕は基本的に

日本の企業も同じ事をしていたら

成功していたかというとそうではなかったと考えます。


なぜなら、アップルは

すでに以前からグローバルで販売しており、

常に革新的な企業として、発展していた経緯があるからです。



具体的には、

すでにiTune、iPodなどのミュージックデバイス

驚異的な売り上げを確立し、世界で販売していくバックグラウンドが

できあがっていたからです。


そういう意味では、

ソニーエリクソンこそiPhoneのような

メガヒット商品を生み出す環境にちかかったとおもいます。



And Sony Ericsson has been hit by big losses. Its market share was just 6.3 percent in the first quarter of 2009, behind Nokia of Finland, Samsung Electronics and LG of South Korea, and Motorola of Illinois.


日本企業の中で、

世界中でアプリがうれている企業は

そんなにありません。


だから日本企業にアップルの真似は

可能性敵に低いとおもうのです。


じゃあ、どうすればいいのか。


この状況のまま、日本のケータイビジネスが成長すると

ハード企業は合併していくでしょう。

理由はこのままではコスト高で利益低なので

ビジネスの継続が難しいから合併して大企業にして

なんとかビジネス維持。


それか海外のケータイメーカーに

OEMをおこなって低価格の製品をつくっていくなどの

戦略しかないかとおもわれます。


生き残るためにどうしてくるのか

必見だなーっておもう今日この頃。