ちょこっと世界旅行;硫黄島にいってみて
最近、宮崎県でおきていた口蹄疫の問題をみていて
以前、自分が硫黄島にボランティアで行ってきた事を
なんとなく思い出した。
というのも、たった国の大臣の判断で
法の基、時間をかけて飼っていた種牛を
処分しなければならかったニュースをみたから。
県が自分たちの県民の「生活の糧」を守ろうとしても、
国の判断で、その手段を奪ってしまう事件は
戦争時代とかわない要素があるような気がしたからです。
さらに気になっているのは、
県知事のコメントにおいて、国と対立しても
何もメリットはないという考え方。
宮崎県だけの問題では
なさそうなこの考え方がある我が国の政治では
上手くいかないのは当たり前かもと
ネガティブに納得してしまう部分もあるかも。
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硫黄島にいったきっかけは
自分の友人がたまたま「日本青年遺骨収集団」にて
政府が実施する遺骨収集の協力を行うボランティアをしていて、
それに自分も参加させて頂いて、いくことができました。
硫黄島は民間航空機がとんでないので、
自衛隊の軍用機でいってきました。
場所はちょうど東京とグアムの中間地点というイメージです。
島に上陸した直後に感じた事は
とてつもなく蒸し暑かった事。地面があつい。。
というのも硫黄島というのが
火山列島の一部なので、とても蒸し暑いとのことだけど
そうとうである。。。
特に作業などで山の中などにある
壕などの中で作業を行っていたのだけど
地熱と水蒸気ですごく蒸し暑い。
この環境の中で
軍の命令でアメリカ軍と先頭をしていたのかと思うと想像を絶します。
特に日本軍は、島内にこもって
アメリカ軍との先頭のために島中を網羅する地下壕を
堀り、戦闘に備えていたみたいです。
さらに壕の中は硫黄ガスもたちこめる為、マスクが必須。
さらに壕の奥深くにいってしまうと酸素の有無がわからないため
通常でははいれない壕もたくさんあるみたいでした。
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もうすぐ終戦記念日です。
最近おもうのは、戦争を経験している方々が
どんどんお亡くなりになっていること。
僕らは戦争を知らない。
インターネットがどんだけ普及し、
いろいろな情報が簡単に入手できるようになっても
戦争が本当にどうな感じだったのかは経験しないと分からないと思う。
だからこそ、情報を入手し
可能な範囲で想像し、イメージをし、
実際に経験のしたことがある人の声を
しっかり聞いていかなければ、また同じことが
簡単におきてしまうんだろーなーって
今回のニュースで感じた今日この頃。
多分、そういう簡単なことで
世のナカってさくっと動いていると思う。
参考ニュース:
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100724/bbl1007241945015-n1.htm
口蹄疫:民間種牛殺処分 知事、薦田さんへ感謝の意 農相と国を激しく批判 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20100717ddlk45040483000c.html