ちょこっと世界旅行:パスポートにかいてあること

先日、宮崎県の口蹄疫のニュースにふれましたが、

国が自分たちをまもってくれていると感じた瞬間も

同時に思い出した。


それは、パスポートに記載されている外務大臣要請文を

読んだときのことです。

(自分の顔写真がのっかっているページの一枚後ろにある文面です!)


そこには、

次のような内容がが表紙裏面に記載されています。


『The Minister for Foreign Affairs of Japan requests all those whom it may concern to allow the bearer, a Japanese

national, to pass freely and without hindrance and, in case of need,

to afford him or her every possible aid and protection. 』



日本語
『日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、

関係の諸官に要請する。 日本国外務大臣(公印)』


海外南米や中南米バックパックをもって放浪しているときに

もし旅の途中で死んでしまったりしたら、どうしようかと

考えていたときに、この文書を読んで、本当に勇気づけられました。



国が全力をあげて自分を守ってくれる。






グローバル化とさわがれている今、

市場の中では政府に頼らないで、生きていかなければ

ならないのは当たり前です。



ただ、自分が個々に生きていく為に

政府が全力をあげてサポートしてくれている。

という気迫というか、意気込みを

この文面から感じる。





宮崎県の問題は、むしろ今の日本の国の意識の問題だと思う。



とりあえず、やっかいな問題を取り除こう。

メリットのない争い/論議は避けよう





そういうちっちゃな意識でなく、

もっと先の日本を見据えた考えでなければ

なんのモチベーションもない。



っておもう今日この頃。