辺境近境:米国のWiFi環境について

今回、本屋さんへよく訪れていたのですが、

ここの本屋(Borders)にはシアトルズベストというコーヒー屋さんが

はいっています。

そこのカフェでカフェラテなどを飲みながら、

店内の本を自由に読むことができます。

これは自分がニューヨークにすんでいたときにも同じようにBordersがあり、

そこのスタバで朝から晩までいっぱいのコーヒー!?

で勉強していた思い出があります。

その本屋(Borders)では、Free WiFiサービスを提供しており、

自分でPCやらiPadをもっていけば、無料で

ネットを楽しめるという環境があり、大変驚きました。。

というのもネット環境があると本を購入するよりも


カフェで長居してしまい、逆に売り上げ(収入)が下がるとおもうからです。

これはスターバックスなどのカフェも同様で、

サンフランシスコ市内のカフェはほとんどFree WiFiサービスを提供していました。

つまり、長居することで減収というよりも、ネットができる環境を提供することで

顧客のリピート率を高めるという戦略かと思います。



また自分が宿泊したほとんどのホテル及びユースホステルでも、

Free WiFiサービスを提供しています。





実際にこの戦略がうまくいっているのかかなり??なところです。

というのも僕がみたある一定期間では

顧客のリピート率はあがてちるけど、購買回転率(商品を購入する頻度というので
しょうか)は

あがっているようにみえないからです。



むしろネットができることでネットをしたり、本をよんだりするけど、購入しない。



なぜならコーヒーさえかえば無料で本もよめるし、ネットもできるから。

非常に不思議です。さらに本屋(Borders)では、6杯のんだら1杯無料のキャンペーン
まで

行っており「本当に利益だせてるの?!」という感じでした。



ちなみにこの Borders はNYSEに上場しており(BGP )、

168 の店舗及び19,000の従業員が働いており、、

$2.8 billion(2000億円ちかい売上はあるとのこと)



http://www.borders.com/online/store/BGIView_aboutus

Borders Group operates over 506 Borders superstores in the U.S. ; three stores in Puerto Rico ; and approximately 168 stores in the Waldenbooks Specialty Retail segment, including Waldenbooks, Borders Express and Borders airport stores. In addition virtually all Borders stores feature Seattle 's Best Coffee cafes as well as Paperchase gifts and stationery products.


こういう突拍子もない戦略をしているところに、また米国の魅力を感じます。

あまり元気がないといわれている米国ですが、

それは金融業界と製造業について。

IT産業に関しては、ちょっと違った視点でみる必要があると感じた今日この頃。