フィンランドMBA+;海外資源エネルギー買収が4兆円

日経新聞によると、

中国における海外資源エネルギー買収が4兆円超えるとのこと。

主な案件対象は石油、天然ガス、鉄鉱石、ウランなど。

特に中国の原油における灌漑依存率は50%を越えるとのこと。


広大な土地だから、資源は莫大にうまっているのでなく、

海外からのエネルギーを頼っていいるのは、日本と似ている部分がある。


そういえば、「沈まぬ太陽」を読んでいる時に

同じことをおもった。石炭工場を日本が中国で設立するシーンで

石炭の質について話す場面だったと思う。

広大な土地があるからといって、良質な石炭が必ずあるってことでなく

環境的な条件が整ったところにあるみたいなことを

書いてあったような気がします。


ちなみに前回かいた日本における

海外投資状況については、3400億円くらいだったと思う。


となると、規模では明らかに日本は海外投資においても出遅れている。


円高がこれだけ進み、国内における経済成長も見込めず、

高齢化社会が進んでいる今、海外のマーケットを見込んでいかないと

日本における経済成長は見込めない。


となると、もっと海外進出における政府支援が

より重要になってくる。日本はこれまで発展できた経緯として

乏しい資源をいかにヘッジするために、知恵と労力を効率的かつ持続的かつ

努力をし、その先の付加価値を生み出し、内外の商業において経済活性化を

行うことで経済発展を実現してきた。


となると、今後も基本はかわらない。

知恵と労力というメリットを最大限に活用し、デメリットを補うしかない。

そのデメリットを補うひとつの方法として、政府支援があったりする。

要は、一人一人が日本経済の未来を考え、行動し、経済発展に貢献するのが

一番確実な方法。(本当にこれしかなくなってきました。。)


不安定な政治の中、財政問題の解決のため

相続税所得税増税を検討しているが、現状の問題だけを解決するために

未来のない、暫定的な対応はしてほしくないですね。


国の財政を支えているのは、経済です。

その経済を動かしているのは民間企業。

となるとやはり日本の企業が財政を支え、エンジンとなっているのです。

その企業を飛躍的に元気にするためにもっと具体的かつ、

現状に必要な対策をとってもらいた今日この頃。